TMAXのDNAを受け継ぐ250スポーツ
価格:64万2600円 発売日:2018年1月25日
TMAX530を頂点とするヤマハのスポーツスクーター「MAXシリーズ」に、249㏄エンジンを搭載したXMAXが追加された。
XMAXは2017年3月から欧州で発売されているXMAX300の日本向けモデル。エンジンは日本市場に合わせてスケールダウンされているが、Xをモチーフにしたフロントフェイスやテール形状などスポーティさはしっかり継承されている。
クラス最高レベルの加速性能を目指した水冷4ストローク単気筒OHC「ブルーコア」エンジンは23馬力/2.4㎏mを発揮。燃焼室と吸気ポートの最適化やオフセットシリンダーの採用、アルミ鍛造ピストン、オールアルミ製ダイキャストシリンダー、ヤマハ軽二輪スクーター初採用の一体式鍛造クランクシャフトなどにより、高効率燃焼と高い冷却性能、フリクションロスの低減を実現。同じ250㏄スクーターのマジェスティと比較し出力が4馬力、トルクが0.2㎏mアップしただけでなく、車両重量もマジェスティ比で9㎏軽量化されている。
フロントフォークは、優れた減衰感やクッション性、接地感を実現するために同社の軽二輪スクーターでは初となるモーターサイクル型のテレスコピックタイプを採用し、ABSに加えてトラクションコントロールも標準装備。また、ハンドメイドの成形型を使ったテクスチャーライン入りインテリアや、利便性の高いスマートキーも採用するなど、大人のライダーの所有欲をも満足させる手軽なスポーツスクーターとして注目を集めることだろう。
◀TMAX530をほうふつさせる吊り目の2眼タイプLEDヘッドライトを採用。
◀メーター中央には、燃料計や水温計、時刻やオド&トリップメーター、平均&瞬間燃費、バッテリー電圧、気温や平均速度などを表示可能な大型液晶のマルチファンクションディスプレイを配置している。
◀ハンドルポジションはハンドルホルダーとボルトの位置を変更させることで20㎜後方に移動可能。スクリーンは取り付けボルトの位置変更で上方に50㎜調整できる。
◀シート下にはヘルメット2個を収納可能な45ℓの開閉ダンパー付きトランクを装備。また、左側のロック付きフロントトランク内には電源ソケットも備わる。
モーターサイクル型のフロントフォークを採用
◀33㎜径のインナーチューブを用いた正立式フロントフォークには、ハンドルクラウン(トップブリッジ)までつながるモーターサイクル型を採用した。
■Specifications
【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク単気筒OHC4バルブ ボア×ストローク:70.0×64.9㎜ 総排気量:249㎤ 最高出力:17kW<23ps>/7000rpm 最大トルク:24Nm<2.4kgm>/5500rpm 燃料タンク容量:13ℓ 変速機:Vベルト式無段変速 【寸法・重量】全長:2185 全幅:775 全高:1415 ホイールベース:1540 シート高:795(各㎜) 車両重量:179㎏ タイヤサイズ:Ⓕ120/70-15 Ⓡ140/70-14 【カラー】黄、灰、白
- イエローメタリック6
- ホワイトメタリック6
- マットグレーメタリック3