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【ハイブリッドバイク】として「Ninja 7 Hybrid」がデビュー!5秒間使用できる「e-boost」にニヤリ

■「Ninja 7 Hybrid」メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン(SL1)

ハイブリッドとして、1000ccのダッシュ力と250ccの燃費を期待できる

株式会社カワサキモータースジャパンは世界で初めてのストロングハイブリッド(※)モーターサイクル、「Ninja 7 Hybrid」を2024年3月13日、発表した。発売は6月15日。

600ccクラスのサイズながら、「e-boost」を使えば瞬時に1,000ccクラスのスタートダッシュを見せる一方、燃料消費率は250ccクラスなみ。
クラッチレバーレスの電子制御6速オートマチックは、左手元のシフトセレクタによるマニュアル操作により、ライダーの意思に忠実なスポーツ走行をこなすことも可能としている。

走行モードは以下の3種。
・エンジンとモーターの能力をフルに発揮する「SPORT-HYBRID」
・モーターで発進し、必要に応じてエンジンが協調する「ECO-HYBRID」
・静かでクリーンな低速用の「EV」
駐輪場での取り回しに便利なウォークモード(後進機能付き)も装備する。

※スクーターを除く主なモーターサイクルメーカーの量産車においての世界初(2023年10月6日現在、カワサキモータース株式会社調べ)。大容量バッテリーにより電気モーターだけの走行も可能な、内燃機関エンジンと電気モーターを組み合わせたパワーユニットとしてストロングハイブリッドと定義。

「Ninja 7 Hybrid」メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン(SL1)

○「Ninja 7 Hybrid」特長

・451cm3水冷4ストローク並列2気筒ガソリンエンジンと交流同期モーターのコンビネーションがもたらす、次世代のパワーフィーリング
・エンジン、モーター、大容量バッテリー、スタータージェネレーターなどの配置を吟味し、軽量なトレリスフレームに搭載することで実現した、カワサキスポーツモデルらしいハンドリング
・走行シチュエーションに合わせて選択できる「SPORT-HYBRID」「ECO-HYBRID」「EV」の3つの走行モード
・SPORT-HYBRIDでの走行時、瞬時の加速を要するときなどに5秒間使用できる「e-boost」
・シフトセレクタによるマニュアル操作も可能な電子制御6速オートマチックトランスミッション(EVモードを除く)

「Ninja 7 Hybrid」シート下にバッテリーを配置。
「Ninja 7 Hybrid」 シリンダー後ろにモーターを配置。
「Ninja 7 Hybrid」 シリンダー後ろにモーターを配置。
「Ninja 7 Hybrid」左手親指でモードをセレクト。クラッチレバーはない。
「Ninja 7 Hybrid」右親指で緑色の「e-boost」スイッチを操作。

○「Ninja 7 Hybrid」販売データ

発表 2024年3月13日
発売 2024年6月15日
メーカー希望小売価格 184万8000円

○「Ninja 7 Hybrid」主要諸元

車名 Ninja 7 Hybrid
マーケットコード CX500ARFNN
型式 8AL-CX500A
全長×全幅×全高 2,145mm×750mm×1,135mm
軸間距離 1,535mm
最低地上高 130mm
シート高 795mm
キャスター/トレール 25.0度/104mm
システム最高出力 51kW(69PS)/10,500rpm
システム最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/2,800rpm
・エンジン
種類/弁方式 水冷4ストローク並列2気筒/DOHC4バルブ
総排気量 451cm3
内径×行程/圧縮比 70.0mm×58.6mm/11.7:1
最高出力 43kW(58PS)/10,500rpm
最大トルク 43N・m(4.4kgf・m)/7,500rpm
始動方式 ISG(インテグレーテッド・スターター・ゼネレータ)
点火方式 バッテリー&コイル(フルトランジスタ点火)
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 2.6L
燃料供給方式 フューエルインジェクション
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
・モーター
種類/冷却方式 交流同期電動機/水冷
最高出力 9.0kW(12PS)/2,600~4,000rpm
最大トルク 36N・m(3.7kgf・m)/0~2,400rpm
動力用主電池/電圧 リチウムイオン/50.4V
トランスミッション形式 常時噛合式6段リターン(電子制御式マニュアルモード付オートマチック)
クラッチ形式 湿式多板
ギヤ・レシオ 1速2.235(38/17) 2速1.800(36/20) 3速1.500(33/22) 4速1.240(31/25) 5速1.074(29/27) 6速0.964(27/28)
一次減速比/二次減速比 2.218(71/32)/3.071(43/14)
フレーム形式 ダイヤモンド(トレリス)
懸架方式 前テレスコピック(インナーチューブ径41mm) 後スイングアーム(ニューユニトラック)
ホイールトラベル 前120mm 後114mm
タイヤサイズ 前120/70ZR17M/C(58W) 後160/60ZR17M/C(69W)
ホイールサイズ 前17M/C×MT3.50 後17M/C×MT4.50
ブレーキ形式 前デュアルディスク300mm(外径) 後シングルディスク220mm(外径)
ステアリングアングル(左/右) 30度/30度
車両重量 228kg
燃料タンク容量 14L
乗車定員 2名
燃料消費率(WMTCモード値 SPORT-HYBRID マニュアル) 23.6km/L
最小回転半径 3.4m
カラー メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン(SL1)
製造国 タイ王国

レポート●モーサイ編集部 写真●カワサキ


2024年5月20日追記:
「Ninja 7 Hybridの2024年6月15日発売予定について、諸事情により延期する」と、カワサキが2024年5月20日に発表。
新しい発売日は、決定してから改めて案内される。

CONTACT

株式会社カワサキモータースジャパン
https://www.kawasaki-motors.com/ja-jp/

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