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【女子ライダーが証言】女子でよかった!! 損した!!と思った瞬間「女子ライダーは優しくしてもらえるは本当です♬」

女子ライダーは男性に比べると少数派ではあるものの、近年再び増加傾向にあります。「バイクに乗ってみたい」と思ったことのある女子は少なくないはずですが「実際女子がバイクに乗るとどうなのかな?男性とは違うの?」と気になる人もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では8年間の女子ライダー経験がある筆者が「女子でよかった」「女子で損した」と思った瞬間を紹介します。

実体験でお伝えしますので、あなたのバイクライフにお役立ていただければ幸いです!

まず紹介するのは、女子ライダーが「女子でよかった」と思った瞬間です。

少数派で目立つ!? バイクがきっかけで交流が生まれる

ぶっちゃけ「女子がバイクに乗っている」それだけで、知らない人とも話が弾みます。

なぜなら、女性ライダーが増えているといっても、まだまだ少ないからです。

バイクでどこかを訪れると、知らない人にもよく話しかけてもらえます。

よくある話題は「そのバイクの名前は?」「バイクでどこから来たの?」など。

初めて訪れる観光地やお店の人から話しかけてもらえると、成り行きでその土地に関する観光情報や交通事情など、貴重な話を聴ける場合もありました。バイクは乗って楽しいだけでなく、バイク好き同士の心の距離を縮めさせてくれます。

少数派ゆえに人目を惹きやすい女子ライダーなら、なおさらなのではないでしょうか。

ミーティングなどのイベントでも女子はモテモテ!?

困った時にすぐ助けてもらいやすいかも!?

筆者は、8年ほど400ccのバイクに乗っています。

安全運転を心がけていますが、正直自分のバイクを倒したのは一度や二度ではありません。

バイクを倒してしまうと車体が心配になるうえに、復帰(引き起こし等)の難しさにショックを受ける時もありました。

例えば、坂道でバイクが角度をつけて倒れた時には起こす際が大変ですし、溝や用水路付近ならそちら側に落ちないように動きを制限して引き起こさなくてはいけません。

しかし、筆者の場合は周りの人がすぐ駆け寄って来て引き起こしを手伝ってもらえた時がほとんどです。

「女子だから助けてもらえた」とまでは思いませんが、やはり女子ライダーは目立ちます。困った時にもすぐ発見してもらいやすいのは確かです。※もちろん、バイクを倒さないのが最も良いです!

「小柄」「雰囲気が幼い」女子でもカッコいいと褒められる

普段かっこいい要素がない女子でも、バイク女子に扮した瞬間多くの人に「かっこいい」と褒めてもらえます。

筆者は成人女性ですが、身長が150cmほどしかありません。

颯爽と走るライダーに憧れて、22歳の時に中型二輪免許(普通自動二輪免許)を取得しました。

小柄なこともあって、それまでの人生でかっこいいと言われた経験はありませんが、バイクに乗り始めてからかっこいいと言われるようになりました。

まさに、バイクの魔力です。

身長が低くても雰囲気が幼くても、バイク女子になれば「カッコよく」なれます。そのギャップを生み出しやすいのも、女子ライダーならではの特権かもしれません。

続いては、これまでとは反対に、女子ライダーが「女子で損した」と思った瞬間を紹介します。

バイクモデルのたけいみさとさんとホンダ レブル1100。

乗りたいバイクを体格の都合で諦めた(涙)

無理のないバイクライフには、身体能力と体格に応じたバイク選びが大切です。

残念ながら女子ライダーは、男性より身体能力と体格で不利になることがほとんどです。

筆者が諦めたのは、スズキ GSX1300Rハヤブサ(以下、ハヤブサ)でした。

ハヤブサは、最高速300km/hの「究極のスポーツバイク」。

公道で300km/hは必要ないのは確かですが、ハヤブサに惹かれたライダーは多いはずです。

筆者もまさにその1人でした。

そして、試乗した結果「努力だけでは乗りこなせない……」と諦めました。

車体重量こそ217㎏で、大型バイクでは比較的軽い部類ではあるものの、またがってみた筆者はかなり重心が高いと感じました。

重心の高さに足つきの悪さが加わると、とてもバイクを倒しやすくなります。

シートのアンコ抜きまで検討しましたが、理想の足つきは難しそうでした。

もちろん、足つきの悪いバイクに乗りこなす女子ライダーもなかにはいます。

しかし、それは高い身体能力と慣れを備えてこそです。男性に比べて小柄な体格と弱い筋力では、スタートラインが不利になりやすいのです。

結論、バイクを選びの選択肢が狭まってしまうという点で「女子で損した」と思いました。

筆者が体格の都合で購入を諦めたスズキ スズキ GSX1300Rハヤブサ。

親に心配されやすいかも……

親から心配されるのは、多くの女子ライダーが経験しているはずです。

筆者も例外ではありません。

高校生の時に「中免(中型二輪免許)を取ってくる」と親に言えば、即答で「駄目」でした。

諦められなかった筆者は、成人後1人暮らしをしてから中型二輪免許を取得しました。

現在親は筆者がバイクに乗っているのを知っていますが、良い顔はしていません。

しかしそこまで厳格な親ではありませんので「女子でなければ、高校生の時点でも反対しなかったのでは?」と思う節があります。

女子ライダーで「よかった」「損した」はいろいろあるけどやっぱりバイクは楽しい!

女子ライダーは、身体能力や体格面で何かと不利な部分が多いです。

それでも確実に言えるのは「愛する自分のバイクに乗るのはとても楽しい」ということ。

悩みがある時でもツーリングすると気分が落ち着きますし、バイクを見ているだけでも楽しい気分になれます。

バイクに乗り始めると女子だからこその困難に直面する時もあるかもしれません。

しかし、落ち着いて向き合えば必ず解決できます。

安全に気を付けて、女子ライダーもバイクライフを満喫しましょう!

レポート●リオヤドン 写真●モーサイ編集部 編集●モーサイ編集部・中牟田歩実

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