クルマに装着しておくと、リヤゲートを開いた際にテントのように展開して荷室を雨風、雪、日射から守るだけでなく、プライバシーの確保にも便利なアイテム「アイズブロッカー」。
すでにNV350キャラバンやハイエース200系などに適合する同シリーズの製品が販売されていますが、2021年9月、エブリイ 17系ハイルーフ用が登場しました。
発売元である「株式会社アイズ」は、車中泊に最適な高断熱シェードや車用網戸を制作販売する静岡県浜松市のメーカーです。
「アイズブロッカー」の布部分には、撥水性、速乾性、ストレッチ性、耐候性を持ち、さらにシワになりにくいこだわりの生地を採用しています。
これにより、アウトドアシーンでは装着車のバックドアを開けるだけで、タープ代わりにちょっとした木陰や雨宿り場所を作ることができるほか、周りの視線を遮って「囲まれ空間」を演出することもできます。


リヤゲートのサイドに覆いがつくことで、横殴りの雨でも荷室が濡れなくなります。風速4〜5mまでなら風もブロックしてくれるとのことなので、バイク用のトランスポーターに装着すれば、悪天候でも快適に車両の積み下ろしができるようになります。
また、ショックコードとストレッチ生地を組み合わせることによって、装着したままバックドアを閉めても、布地が挟まれることがありません。
車両の積み下ろし中は中々手が離せないので、挟み込みを気にすることなく「バンッ」とドアを閉められるのは、手軽でうれしいですね。

「アイズブロッカー」の装着は面ファスナー(マジックテープ)式でオーナー自身手軽に行うことができ、装着にあたって車両への穴あけも不要です。
価格は1万4300円(エブリィバンDA17V、エブリィワゴンDA17W用)となっています。
2021年10月8日現在「アイズブロッカー」のラインアップは「トヨタ ハイエース200系」「ニッサン NV100」「ニッサン NV350」「マツダ スクラムバン」「マツダ スクラムワゴン」「ミツビシ タウンボックス」「ミツビシ ミニキャブ」用、今回発売された「スズキ エブリィバン」、「スズキ エブリィワゴン」用のものとなっていますが、人気のミニバン系各車種についても適合する製品を開発中とのことです。
まとめ●モーサイ編集部・中牟田歩実 写真●株式会社アイズ