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わずか0.049秒で展開する、ライダー用公道走行特化型ワイヤレスエアバッグ
アールエスタイチは、自動車安全システム分野で世界トップクラスのシェアを誇るオートリブ社と共同開発した、公道専用のバイク乗車用エアバッグベスト「T-SABE(ティーセーブ)」を発表した。価格は8万8000円。

アールエスタイチはこれまで、CEを基準としたプロテクター開発において、ライダーの安全性を追求した製品を展開してきた。今回、さらなる安全性能の向上を目指し、世界中の自動車メーカーにエアバッグシステムを供給するオートリブとの共同プロジェクトを発足。30か月に及ぶ開発期間、膨大な物理演算シミュレーション、そして実車を用いたクラッシュテストを繰り返し、交通心理や事故実態に基づいた独自のアルゴリズムを構築。サーキットとは異なる、複雑な交通環境が介在する「公道」での事故状況に即した「次世代の安全」を具現化した。

なお、T-SABEは2026年3月27日(金)〜29日(日)に開催される東京モーターサイクルショーで、実物の展示とシステムの作動デモンストレーションを行う予定。開発スタッフもブースに常駐するので、気になる人は説明を聞いてみよう。
T-SABE 5つの特徴
1. 空間確保による高い衝撃保護性能
エアバッグ展開時に身体と対象物の間に約75~80mmの空気層を形成。従来のハードプロテクター(厚み約15~20mm)と比較して、衝撃を吸収・分散させる時間を確保することで、ライダーへの身体的ダメージの低減を図る。

2. 公道走行に特化した専用アルゴリズム
市街地の道路や郊外のワインディングなど、公道特有の事故パターンを分析して開発された高精度センサーを搭載。立ちごけなどの軽微な振動と事故を的確に区別し、検知から展開完了まで約0.049秒というレスポンスで、ライダーの胸部と背中を保護する。


3. ウエアメーカーだから実現した「快適性とメンテナンス性」
ライディングを妨げないパターン設計。電子ユニットを取り外すことで、ベスト本体の「手洗いによる洗濯」が可能。常に清潔な状態で、ツーリングから日常使いまで快適に使える。


4. 専用アプリ「T-SABE CONNECT」との連携
スマートフォンとBluetoothで連携し、バッテリー残量の確認や電源のON/OFF管理が可能。また、転倒検知時には事前に登録した連絡先へ、位置情報とともに緊急メッセージを自動送信する機能を備えている。

5. サブスクリプション「完全無料」のユーザーフレンドリー設計
本製品は、月額利用料といったサブスクリプション制を採用していないため、本体購入後はメンテナンス費用などを除き、追加の運用コストなしで継続して使用できる。
製品概要
■製品名: T-SABE(ティーセーブ)
■品番: TSV001
■価格: 8万8000円(税込み)
■サイズ: WM(女性専用設計)、S、M、L、XL、BXL
■保護範囲: 胸部・背中
■重量: 約1.8kg
■連続駆動時間: 最大約30時間
■防水仕様 :IP54
まとめ●モーサイ 編集部 写真●アールエスタイチ
アールエスタイチ T-SABE特設ページ
https://www.rs-taichi.com/special/t-sabe/




































