▲単色仕様の5色に加え、グラフィックモデルも4種類と、一人一人のバイクのスタイルに合わせやすい豊富な展開を予定している
新機構を搭載した次世代モデル
価格:4万9680円
サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62
発売予定時期:4月下旬
問ARAI HELMET http://www.arai.co.jp/jpn/top.html
ツーリングシーンでの快適性と安全性を追求したアライのオープンフェイスヘルメットシリーズに、ニューモデル「VZ-RAM」が登場する。
このヘルメットの最大の魅力は、アライのフルフェイスヘルメットで採用されている新しいシールドシステム「VAS」が採用されている点。これはシールドの可動軸を片側当たり2か所にすることで、シールドが開閉される際の動きが「前に出る」「上に上がる」の2段階となるもの。この機構によりシールドシステムのアーム位置を下げられ、より滑らかなフォルムが実現でき、衝撃をかわす性能が高まり安全性が向上した。
同時にもたらされた恩恵としては、シールドの曇りを劇的に軽減してくれるピンロックシールドがオープンフェイスヘルメットにも装着可能になったこと。気張らずバイクで走り出せる簡便さを意識したヘルメットジャンルなだけに、この手の快適装備が追加されるのはツーリングライダーにとってうれしいところ。
もちろんシールド以外にも、新形状の内装やさらなる耐衝撃性能を求めた帽体を採用するなど、あらゆる部分で多数の改良が施されており、総合的にも大幅な進化を遂げている。
◁内装の素材には抗菌、消臭性能を持つ「エコピュアー」を採用し、形状は頭部全体を優しく包み込むブレにくいものへと進化した。頭部と頬部にはアジャスタブル機能を備え、簡単にフィット感を調節可能
△▼同社のレーススペックモデル「PB-SNC2 RX-7X」に搭載されているものと同じ高い吸気効率を誇るディフューザーに加え、新形状のエアロスタビライザーを搭載して後頭部の整流効果も向上。長時間の走行でも首への負担が少なくなっている
◁VASシールドシステムを実現する、L字型の溝が特徴的なダブルピボット。従来品のSZ-RAM4と比較すると14㎜もシールドアームの位置が下がり、ヘルメット側面のなめらかな部分を広く取ることができる。また、ピンロックシールドの装着が可能になったほか、シールド自体の交換も容易になった
「VAS-Z」シールドシステムで快適性が大幅アップ
別売りのプロシェードアーム、サンバイザー、サンバイザー取り付けシールドを組み合わせれば、プロシェードシステムも装着可能。もちろんピンロックシールドも併用でき、シールド周りが隙のない仕上がりになる。