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アライ VZ-RAM NAKAGAMI GP2
2018年から世界最高峰のロードレース、MotoGPクラスにフル参戦している唯一の日本人ライダー、中上貴晶選手のレプリカヘルメットとして2020年に発売されたのが、フラッグシップフルフェイスヘルメットの「RX-7X ナカガミGP2」(RX-7X NAKAGAMI GP2)。そして今年、同じグラフィックをオープンフェイスで再現した「VZ-ラム ナカガミGP2」(VZ-RAM NAKAGAMI GP2)が登場した。
VZ-ラムは、それまでフルフェイスモデルのみに採用されていたVASシールドシステムをオープンフェイスとして初搭載。シールドベースの位置を下げたことで帽体上部から側頭部までがより滑らかな曲面となり、事故の衝撃をより効果的に“かわす”ことが可能になった。
さらに、独自のスーパーファイバーを用いたPB-cLc2帽体と、部位により強度を変えて緩衝効果を高めた多段階発泡緩衝ライナが優れた頭部保護性能を実現。また、高効率のベンチレーションシステムや、抗菌・消臭・防汚機能を持つ着脱可能なエコピュアー内装、取り外せる調整パッドでフィット感を微調整できるアジャスタブル・システム内装などにより快適性も高めている。
このVZ-ラムに、中上選手のお気に入りである「ステンドグラス」と「幸運の四つ葉のクローバー」をモチーフとするグラフィックを施したのがナカガミGP2。街乗りやツーリングで映えるカラフルで個性的なデザインは、女性ライダーにも似合いそうだ
オプションのサンバイザーも装着可能
下ろすとスモークシールド、上げれば日差しをカットできるバイザーになるアウターサンバイザー、VAS-Zプロシェードも装着可能。ナカガミGP2に取り付ける場合、ノンバイザーシールドとサンバイザー、プロシェード専用アームが必要になる。このグラフィック用のアームはカタログモデルではないが用品店などで注文可能。制作期間は2~3週間ほどとなっている
VAS-Z PSノンバイザーシールド(5830円)
VAS-Z PSサンバイザー(3520円)
VAS-Z プロシェードアーム(ナカガミGP2用:2200円)
photo●永田まさお/アライ まとめ●編集部