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キャンプに余裕を生む大容量シートバッグ、K3「タクティカル シートバッグ TC07」

米軍発祥の「モールシステム」で広がるパッキングの柔軟性

キジマのキャンプツーリング向けブランド、K3から大型シートバッグが登場。それが、ポリエステルとターポリンを使ったタクティカルシートバッグTCだ。通常時でも50L、拡張時には65Lにもなる大容量モデルのため、荷物が多いキャンツーにピッタリ!

特徴的なのが、モール(MOLLE)という米軍発祥の装備システムを前面と左右に搭載したこと。これはウェビングテープを等間隔で縫い付けたPALS(ポーチ・アタッチメント・ラダー・システム=パルス)対応ポーチなどを装着できる規格で、デザインのアクセントにもなっている。なお、PALS対応アクセサリーはアウトドア系ショップや通販サイトなどで手に入るので探してみてほしい。

バッグの機能も充実。内部へは上面と左右、背面からアクセスできるので奥まった荷物も取り出しやすい。メインフラップと前面&右側にはポケットが備わり、夜間の被視認性を高める反射材も装備。未使用時は薄く折り畳むことが可能だ

これからキャンプを始めたい人は、この個性的なバッグでデビューするのはいかがだろうか。

K3はキジマがプロデュースするオリジナルブランド。様々な「バイク遊び」をキーワードとし、バイクと親和性の高いカテゴリー、Camping (キャンプ用品)、Clothes(身に纏うグッズ)Carry(バイク装具関連)のCから始まる3つの項目をバイクを通じて関連付けながら、相互に循環させ、トータル的なバイクの遊びを提案している。

デカいだけ……じゃない!! 隅々まで気の利いた仕様がキャンプツーリングを強力サポート

タクティカル シートバッグ TC07は本体を左右に70mmずつ拡幅でき、容量を15Lも増やすことが可能。お土産を買って荷物が増えたときはもちろん、テントなど長尺物を積むときにも活用できる。上面の拡張式フラップやベルト&バンジーコードには、軽めの荷物や脱いだ上着などを挟んで固定できる。

両脇部分も開くため、長い荷物も出し入れしやすい。本体拡幅時に型崩れを防ぐ底面プレートや、開きすぎを防止する補助ベルトが備わるなど、バイク装着時の使いやすさも抜群だ!

右サイドにはベルトタイプのボトルホルダーを装備。未使用時には折り畳んでボタンホックとベルトで留められる。

ジップタブにはグローブをしたままでも指を掛けやすい大型リングを採用。上面と左右のファスナーは南京錠などを取り付け可能だ。

K3「タクティカルシートバッグ TC07」主要スペック

価格●2万9920円 サイズ●H320mm×W480〜620mm×D320mm 容量●50〜65L 重量●3.7kg 最大積載重量●14kg 付属品●ショルダーベルト、車体固定用ジョイントベルト(オス、メス各2本)、PVC レインカバー
カラー●オリーブグリーン、ブラック

1泊までの旅に最適な弟分「タクティカルシートバッグ TC06」も

日帰りから1泊程度までのツーリングに適したタクティカル シートバッグ TC06も同時リリース。中型バッグのためTC07のように折り畳むことはできず両サイドからのアクセス機能も持たないが、左右への拡張機能やボトルホルダーは装備。ポケットは上面のほか、サイド片側に2つ備わる。

TC06は上面にもモールシステムを装備する。同じシステムを採用するタクティカルサイドバッグ TC04との併用も面白そうだ。

K3「タクティカルシートバッグ TC06」主要スペック

価格●1万9800円 サイズ●H310mm×W340〜470mm×D230mm 容量●25〜33L 重量●2.3kg 最大積載重量●11kg カラー●ブラック、オリーブグリーン ※付属品はTC07と同等

まとめ●モーサイ編集部 写真●長谷川拓司

問い合わせ

キジマ☎03-3897-2167

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