【試乗インプレ】ベネリ TRK251「レブル250よりコンパクト!! “映える”イタリア製アドベンチャーは走行性能も◎」

コンパクトで軽く、好バランスなパッケージなので、TRK251はアドベンチャーらしからぬ速さでワインディングを駆け抜けることも!

リヤの荷台はアドベンチャーらしく大きく、使いやすい形状です。サイドパニアを併用すれば大型車と同様の積載量を確保できること間違いありません。
ヘッドランプはLEDが用いられ、ポジションランプと合わせて被視認性がとても良好。大陸を走るバイクとしての美点がこういうところに効いてきます。
18Lもの容量をもちながら、ニーグリップがしやすいタンク形状。大型アドベンチャーに比べ、圧迫感の少ない眺めもTRK251の嬉しいポイント。
液晶モニターはカラー画面こそ導入されていませんが、見やすくて操作ロジックも単純なので、誰もが不満を覚えるようなことはないでしょう。
車名の251に惑わされてはいけません。エンジンは249ccのDOHC4バルブ単気筒で、19kW/9250rpm、21.1Nm/8000rpmという過不足のないパフォーマンス。
タンク前部にはUSB給電ソケットを標準装備。付いていることもさることながら、気が利いた位置にあることもベネリらしい心配りと言えるでしょう。
110/70R17というフロントタイヤに、ABS付き280mmのディスクブレーキを装備。たとえフル積載となっても、しっかり効いてくれる性能です。
150/60R17、240mmディスクとなるリヤ。仕上げの良いマフラーはけっこうワイルドな排気音を鳴らし、イタリアブランドだったことを思い出させてくれます。
オフ走行などで気になるブレーキペダルの高さも、TRK251は簡単に調節可能な設計。こういうところにもベネリの真面目な作りが表れています。
シートはコシも張りも良好で、2~300kmくらいでは痛みや不快感を覚えませんでした。タンデムシートも同様なので、二人乗りツーリングも快適でしょう。
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