インディアン スカウトローグ試乗「アメリカンクルーザーでもスポーティな走りを忘れたくないなら」

2022年モデルで新登場したインディアン スカウトローグ。低い重心と一体感に満ちたポジションのおかげで、乗り味は車重を感じさせないほど軽快感あふれるもの。ヒラリと曲がるコーナリングも楽しめるマシンです
インディアン スカウトローグ。価格は194万9000円〜205万9000円で、車体色によって異なります。写真は194万9000円の「ブラックメタリック」
シングルシートとなるほか、ストップランプを兼ねるウインカーを採用し、リヤスタイルは実にシンプルでクリーンなもの。それゆえ、二本出し極太マフラーの存在感が際立ちます
1133ccの水冷V型2気筒エンジンはDOHC4バルブ。最高出力は非公表ですが、最大トルク9.8kgm/5600rpmの性能、6速ミッションを搭載する点はスカウトシリーズ共通です
極太のマフラーですが、回転域を問わずサウンドはジェントルかつ調律された耳に心地よいもの。「わかっている大人むけ」といったニュアンスで、品よく乗りたい方にはもってこいでしょう
スカウトシリーズ中で唯一19インチのフロントホイールを採用するローグ。298mmシングルディスク+2ピストンキャリパーのブレーキは、250kgの車体を不安なく受け止めてくれます
150/80B16というリヤタイヤは他スカウトシリーズと同サイズ。駆動もベルトドライブです
クラブスタイルを踏襲したコンパクトなフェアリング。それでいて、高い防風効果を発揮してくれるのです
ハンガーハンドルは見た目ほど奇異なポジションとはならず、むしろ、肩から腕にかけてストレスが無いのに驚きます。クランプを緩めれば位置も調整できるので、腕が短い方でも安心です
1人乗りとなるスカウトローグが採用するのはガンファイタータイプのシート。腰骨を絶妙にホールドしてくれるので、加速やコーナリングでも一体感が損なわれることがありません
バーエンドミラーは慣れてしまえばむしろ見やすく感じるかも!? 走行中に振動で像がぼやけるといったこともなく、視認性は良好です
燃料タンクは12.5L容量で、警告灯は残り3Lほどになると点灯。燃費はおよそ20~25km/Lといったところなので、現実的な航続距離は200〜250kmくらいでしょうか
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