衝突被害軽減ブレーキが反応するのは対クルマや歩行者だけ? バイクに対しても有効なのか?

自動車及び産業用の空間センサーを開発・販売するアメリカ企業のベロライン・ライダー社が公開する、LiDAR センサーによって捉えられた景色を3D 画像化したもの。LiDAR センサーは、レーザー光を照射し、物体に当たって跳ね返ってくるまでの時間を計測することで、物体の形状や距離、方向を測定しています。まるで人間の目で見る景色のように、先行車や街路樹の形まではっきりと認識できるのが特徴です。レクサス LSシリーズにも採用されています。
衝突被害軽減ブレーキの作動イメージ。
例えば、ホンダステップワゴンの場合にはフロントセンサーカメラ、ミリ波レーダー、前方・後方のソナーセンサーの3種を使い分けて、障害物を検知しています。
例えば、ホンダステップワゴンの場合にはフロントセンサーカメラ、ミリ波レーダー、前方・後方のソナーセンサーの3種を使い分けて、障害物を検知しています。
ホンダN-BOXのACCは先行車に近付くとシステムが先行車との距離や速度差を測定し、自動的に加減速。割り込んできた車両があった場合も対応し、適切な車間を維持しながら追従走行します。
初期には明るい昼間にしか歩行者を検知できなかったAEBS。ここ数年間に夜間の歩行者も検知できるようになりました。
2022年5月に発売されたホンダの新型ステップワゴンには、壁などの障害物の見落としによる衝突回避、被害軽減を支援する近距離衝突軽減ブレーキも前後に搭載されています。
自動運転技術は「バイクのすり抜け」まで視野に入れて開発されているものもありますが、特に左側からのすり抜けは危険なので絶対にやめましょう。
フランスの自動車部品グローバルサプライヤー、ヴァレオの自動運転レベル4デモカー。筆者が試乗した際には、後方左側からすり抜けてくるバイクを検知して「右に寄る」という回避行動を見せました。
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