バイク=庶民の足は戦後の話!? 高額趣味商品から始まった昭和前期〜中期二輪車ヒストリー

戦争前夜という複雑な背景もあり、米国の部品を多用する"国産ハーレーダビッドソン"という車両が作られた後、純国産車として登場したのが陸王。その第1号車は28馬力で最高速97㎞/hを誇る高性能を発揮。
富士工業(現スバル)が米国製スクーターを範として、敗戦後1年足らずで完成させたのがラビットS1。タイヤは3.50-5サイズという小ささ。写真の女性は女優の高峰秀子。
戦後の放出品、携帯無線機の発電用エンジンを自転車用の補助動力として転用したことから今日のホンダの歴史はスタート。この後、ホンダオリジナルのA型を47年に発売。
富士工業のルーツが戦闘機「隼」の中島飛行機なら、中日本重工業は「零戦」の三菱重工業が前身。こちらも米国スクーターを元に開発され便利な移動手段として人気に。112cc2ストは1.5馬力を発揮。
本田宗一郎の元で腕を磨いた伊藤 正が創業したのがライラック。MLは第1号モデルで、チャンネルフレームに排気量147ccのOHV単気筒を載せ、シャフトドライブを採用。
メグロは1924年創業。戦後、Z97型の排気系を変更して売り始めたのがこの「Z」。97は発売時の皇紀に由来していたが、戦後は使えなくなったため単にZとされた。
織機機械メーカーだったスズキが送り出した補助エンジン付き自転車。強制空冷式2ストエンジンの排気量は36㏄。伝達ロスを防ぐダブルスプロケットホイールや2段変速の採用などで人気を集めた。
東京・日比谷公園で開催された、第1回全日本自動車ショウでデビューした、排気量60ccのスクーター。フロントタイヤ径は19インチ、最高速は45km/hを誇った。
123cc2ストエンジン搭載のヤマハの第一号車で栗茶色のスリムな車体から赤とんぼの愛称が付いた。55年の富士登山、浅間火山レースで上位を独占し、脚光を浴びた。
自動靴下編み機メーカーだった大東製機は、54年にBMWの単気筒モデルのコピー車「A25」を、55年にR51/3のコピー「A50」を発売。愛称はデンスケ、最高速は140km/h。
自動靴下編み機メーカーだった大東製機は、54年にBMWの単気筒モデルのコピー車「A25」を、55年にR51/3のコピー「A50」を発売。愛称はデンスケ、最高速は140km/h。
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