【ショベルヘッド再生記12】まさかの上がりバイクか? ハーレーダビッドソンFXSローライダー 「ああ無惨……ショベルヘッド部の美化はやっぱり手強い!」

連結ホースを抜き、中央と前側のボルト類を外して燃料タンクを分離させます。隠れていた部分がこれで露わに。
分離した燃料タンク。軽く磨きクリヤーを試し塗りしていたので、日陰だとあまり傷んで見えない?
エンジンヘッド部の状態。モヘンジョダロの遺跡か、はたまたラスコーの壁画か……この地肌(かなり脱力)
リヤ側のヘッドも、見えていたところは掃除の跡はあれども、隠れていた部分はこの通り。
左側のエンジンヘッドの惨状は右側以上で、緑色の緑青が散見されたのであった(もう他人事にしたくなる)。
かつてはキラキラと光沢を放っていたであろうが、エンジンヘッドのクロームめっきさんの脱皮痕。
剥がせる残党は剥がして様子を見ましょう。白い粉が何とも言えません。
鉄ブラシではあまりにもひどい仕打ちなので、真鍮ブラシで研磨を試してみましたが、効果はほぼナシ。
それでも、労わる心でもって隙間には真鍮ブラシを当てて埃や虫の残骸の除去に励みました。
とはいえ、真鍮ブラシ作戦では残留めっきの掃討にはパワー不足のようです。
ショベルの右側面も、この時点ではまだ剥がしの途中。
ヘッド左側には、フレームと繋ぐマウントが付いていますが、これも程度がヒドイ!
試しに研磨して、地肌のツルツル化とバリ取りをして現実逃避。
ここだけ黒塗装して、いい気分になってます(我ながらヘッドの状態のことを忘れたかったのでしょう)。
再び現実に戻り、エンジンヘッドの処置作業。クローム層が厚く、まだ銅下まで削れていませんが、これでもマシになったほう。
このあたりで、ポリッシャが入らない箇所はひたすら手作業でペーパーがけの苦行。
右側~中央まではアルミ地肌がだいぶ出てきましたが、左側は侵食が深くて苦闘。
リヤ側のヘッド上面はだいぶツルツルに♪しかし、このあたりで両手が傷だらけになってしまいました。
ヘッドの状態から目を背けて現実逃避の作業。特徴的なサイレンサーの根元の窪みに赤錆がじんわり。真鍮のワイヤーブラシとスポンジタイプの研磨材でヒィヒィ言いながら錆を落としました。
窪みの最下部の赤錆がしつこかったものの、やっとこんな状態まで研磨。
クロームの無事な平滑面との繋がりには、違和感が少なそうなので、以前にエキパイで使用したデイトナの耐熱チタンカラーをぼかし気味に塗って補修。
離れて見れば、あまり気にならない仕上がり♪(あくまで個人的見解です)
セルモーターのキャップも錆を落としました。こちらは普通のシルバー。
イグニッションコイルの取り付け台座も、錆落としとバリ取りを実施。
あっちゃこっちゃと、手触りでエッジ処理を進めます。
コイルを裏側から留めるプレート類も、錆が多かったので研磨→塗装です。
エンジンヘッドのひどさに放心しつつも、タンク下側の塗装剥がれと錆のチェックも開始。ポロポロな箇所を発見しました(涙)。
外した機会に、こうした箇所は入念な錆取りないし、黒錆への置換をしないといけません。
裏面の処理のため、ぞんざいに転がされている状態の左右のタンクたち。
内側の対処が概ね出来たので、鉄部用の通常”黒”で暫定塗装した後のタンク。
ヘッドの腐食にかなり格闘したものの、問題はこのようにマダラ状にクロームの残った左側ヘッド部です。必死につついてもダメですねー(悲)。
細かく根気の要る作業が続きます。ここが頑張りどころかもしれません。あり余る資金力があれば、こんな苦闘はせずに済むのでしょうが(意外と楽しんでる!?)。
タイトル写真:錆落とし(劣化しためっき剥がし)が進み、右側は少し「見れる」ようになったローライダーエンジンのショベルヘッド部の状態です。
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