「外装一新・エイプタンクの合体改造計画・前編」潮風に当たったエイプをメンテ&カスタム!━━8【プロカメラマンの作業記録】

スポスタ(左)とベースのエイプ(右)のタンクを合体させる作戦を敢行。果たして本当に出来るのだろうか?
「ホントに持ってきたよ」と呆れる狩野社長(左)と苦笑いするばかりの旧友藤枝氏。

スポスタ用タンクの合わせ面カットで、狩野さんがプラズマカッターの使い方の手本を見せてくれているところ。
ご覧のとおり、もはや後には引けませんね。完全に下側がパッカリ開封されたシーン。

エイプのタンクに載せてみると、ぜ~んぜん合いません。開き直って、スポスタタンクのさらに側面寄りをカット
下側をある程度ぶった切った後は、スポスタの上面タンクキャップ部分をカット
カットしたタンクがエイプに載せられるようになっても、前後長が長すぎてこんな状態。これではハンドルがちっとも切れません
スポスタタンクの後部が合わないので、エイプのタンクをぶっ叩く野蛮人の小見
あっちこっち切り詰めると、徐々にタンク同士の帳尻が合ってきた途中経過の図
凹ませたエイプタンクを心配して、水密テストを行う狩野さん。結局亀裂からの漏れが発覚し、ろう付け→数日の間タンク内乾燥のため作業は中断
エイプタンクの乾燥待ちの合間に、スポスタタンク上面のキャップ部分をベルトサンダーなどで拡大
タンクキャップを開ける際に、手の邪魔にならないよう開口部をもっと広げます

ボコボコに凹まされたエイプのタンクの外側を全部剥離。塗装に隠れた小さな錆穴の確認も兼ねています
内側に隠れてしまう予定ながら、エイプタンクも錆止めの措置として、グレー色でジンク(亜鉛)塗装を実施
いよいよタンクの合体へ。微妙に開いた隙間の部分を藤枝氏がアシストして押さえつけている図
最初にフロント側の中心部分を点付けし、徐々に左右側をスポット的にTIG溶接していく狩野社長
タンク後部の帳尻合わせが難しく、点付けの途中もハンマーで修正を入れていただいた

合体するタンク同士の前後がある程度合致したところで、鉄板(0.8mm厚程度)の切断を開始
ここでエイプのタンク下のラインとスポスタ用タンクのラインを合わせて、薄板をカット
塗膜の厚いスポスタの塗装を剥がしながら、直線出し。薄板を付ける準備です

鉄板の溶接開始。狩野さんが目をつぶって長年の勘で最初の1点を留めるところ

左右の鉄板をタンク下側に装着後、鉄板の余分な部分をサンダーで削る
天付けのポイントを増やしているところ。全体の強度がグンと上がってきます
タンクキャップの開口部の接合。ここでも、溶接の出っ張りをなるべく減らしながら作業していきます
ハンドル切れ角の兼ね合いもあって被せる側(スポスタタンク)をある程度後退させざるを得なかったが、これでスポスタとエイプのタンクは合体完了
スポーツスターらしさがちょっとなくなってしまった気がするが……まあよい

タンク下側はこんな感じ。あとは私(小見)がパテ盛りで頑張るのみです
ハンドル切れ角の問題で、フレームの修理をしなきゃならんので、自家所有の道具を用意
エイプのフロント部をバラして、自分の車庫でアーク溶接。ステアリングストッパーの肉盛り&整形を行い、切れ角の修正を実施
せっかく塗ったブラケット部なのに、ぶつけたりして剥がれちゃいました(泣)
パテ作業の前に、隙間や鉄の地肌が剥き出しの部分にジンク(亜鉛)スプレーを吹いておきます
合体する側のスポスタ用タンクの裏側もジンクスプレーを吹いておきました
タンクの合体後にも、同様にジンクスプレーを隙間に拭いておきました。この後数日放置し、完全に乾燥させたらパテ作業に取り掛かります
パテ作業のために、ロックのポリパテとアセトン、スクレーパーとカッター、パテベラ等を用意
ポリパテと硬化剤を混ぜてタンクの整形開始。パテひとすくい分と硬化剤の比率は、だいたいこんな感じ
エイプの純正タンクをベースに、スポーツスター用タンクを合体させるタンク改造作業だ!
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