【ショベルヘッド再生記1】まさかの“上がりバイク”か?ハーレーダビッドソンFXSローライダー

■ローライダーを引き継ぐ話の当初。三平さん宅を訪ね、数十年ぶりの再会で昔話に花が咲く。「随分久しぶりだけど、車体を見てみますか」と4重にかけられていたカバーをめくる三平氏。

■おお……なんてこった。人知れず植物やサビと親睦を深めていたらしきショベルヘッドが、ついにその姿を現した(大混乱)。

■そういえばインチ工具はなかったなーと正気に戻り、通販で比較的廉価なインチ工具を漁ってみました。スパナやメガネレンチはまさにそんなノリで、六角はまあまあクラス。

■KTCやスナップオンのハンドルがあるので、ソケットレンチはちゃんとしたモノを選択。“デイトナガレージ”のインチソケットセットを購入。

■メトリックの工具はキャビネットに入れてあるので、インチ工具はわかりやすいように別にしておきます。デイトナのメンテナンスツールバッグを選びました。

■職人さん愛用の道具入れ的デザインでありながらスプレーが横に入れられるポケットもあり、かなり使いやすいもの。

■ずいぶん前、ハーレー専門誌の撮影で各地を回っていた時代のスナップ。「チョッパージャーナル」編集長であった渡辺まこと氏がホットバイク在籍当時。氏のFLを預かって交代要員で楽しんでるところ。

■思い起こせば「VIBES」創刊号や初期の撮影では普通にショベルのハーレーも参戦していた。神山均さんらと雨の中、福井県まで自走で行ったりもしたが、当時の編集長であった只野氏は元気だろうか。

■いよいよ意を決して不動ローライダーをユニックなど使わずに移動できるか、作戦決行。周りにあった植木鉢を全部どけて、車体カバーを撤去し、移動準備にかかる三平さん。

■4重のカバーや紐を外すと車体前側が姿を表した。なんだか茶色い部品が一層増えた? 左は、手伝ってくれながら笑いが堪えきれないエージ君(連載中エイプの元オーナー)。

■車体下に括り付けられていた謎の単管パイプ。どうしたものか考え込むふたり。

■単管パイプが外せたので左前から眺めた図。昔レーサーにした廃車同然のGS750よりはまだマシというレベルで、きっと何とかなるだろうが構造については未知の領域が多い。

■平たくなったタイヤに空気が入るか賭けに出た。幸いなことに前後ともパンクはなし。

■固着した前後キャリパーに少しづつ衝撃を与えて、ピストンを引っ込めるよう念力を。後日キャリパーのピストンシールは換えるにせよ、運搬中にもれぬよう祈るのです。

■サビたローターにブラシをかけて、少しでも転がり抵抗を減らそうともくろむ筆者。いつの間にか無精髭が白くなっていて、これを見た自分が老いを痛感したカット。

■穴は空いているがシンプルな一枚モノのローター。見事にサビ仕様である。

■構造のよく分からないリヤディスク周辺も、ハンマー攻撃で固着をほぐしてみた。このキャリパーとスプリングの関係はどういう意味だろう(当日の感想)?

■シート下のレール(フェンダーの固定にもなってますね)に付着した緑青さん。舐めたら死んでしまうのだろうか?などとくだらないことが頭に浮かびました。昭和なので、まだ緑青は毒ということになっています。

■ヘッドライトリムやウインカーにも緑青さんがはびこっています。もう致死量かもしれん。

■思っていたよりミラーの位置も低かったため、ミラーを外さずに標準ルーフのハイエースに積むことができました。最低地上高は普通のラダーでも大丈夫。

■ついに手元においでになったショベル・ローライダー。どこから手をつけたらいいのか途方に暮れそうなので、気にせず思いついたまま美化作業し、各部基本的な押し歩きの動きの良さから判断して復元してみます。

■やや絶望的かもしれないエキパイはクローム層がサビてひび割れし、浮いてしまっています。前面剥ぎ落として銅下も落としてから判断でしょうか。手がかかりそうでワクワクしますね。

■色温度の下がった西日を受けて、燦然と輝くサビサビローター。使用限界が何mmかが分からないが、ホイールから外して裏面もサビ落とししなくてはダメでしょうね。フォークもお約束のようにオイルもれアリ。

■シートに座れば目に飛び込んでくるこの光景。これだけで美味い酒が呑めそうだ。

■とうにめっきの浮きまくったトリプルツリーのカバーに、ローライダーのロゴ。ここは再めっきするかもしれないけど、新品のデカールなど存在するのでしょうか。

■唯一、少しの手間で綺麗になりそうなマフラーから磨いてみようかと思ったらコレです。心理的に美味しいところをもっていかれました(笑)! オフロード仲間でもあるエージ君。

■エイプ・ダートラ号の置き場を占拠したローライダー。エイプは母屋1階の廊下に強制移転となりました(ここがまた夏は暑いんですよ)。

■もともとはハンドルってクロームめっきだったのではないでしょうか。なんでこんなに茶色いんです??? スイッチボックスは化石のよう。

■リヤ周りの緑青さんと赤サビさん。クモの巣や謎の虫……いろいろ出てきました。

■赤~いタンクキャップがどんな感じか、どこまでいっちゃってるか、ポリッシャーで軽く研いでみました。サビが深いようなので、本気で削ったら肉厚が薄くなってしまいそうです。

■インチ工具を使ってみたくて仕方がありません。デイトナツールバッグをローライダーの横に持ち込み、軽い作業から準備開始。

■削りミスをしても心理的ダメージが少なそうなタンデムステップのブラケット金具。緑青&サビに塗れたコイツから実験台にしてみます。9/16メガネの初陣です。

■こういう風化具合は個人的には見慣れない緑要素です。サンダーなどで削り取る方法と、「HOLTSサビ・チェンジャー」を塗って化学処理してから上塗り方式。どこかで試したい。

■ハイコーキのインパクトドライバーに真鍮のブラシを取り付け、地肌をなるべく傷めないよう処理をしてみましたが、表面の荒れは落とせないのでエスカレートしそう。

■入庫したハーレーダビッドソンFXSローライダー(1980年式)。

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