「イーハトーブ改」は林道好きが作った “林道に行きたくないトライアル車”! とってもベンリ!だけどキレイすぎてっ!

■手直しの序盤にタンク塗装に強い希望を受け、私も狩野社長とドリーム商會へ。

■元のタンクがこのイーハトーブの純正塗装のタンクだった。狩野さんと小島社長、おふたりともマスクをしているので、コロナ渦の時期だったのが思い出される。

■塗装の名手であり、様々なバイクにも造詣の深いドリーム商會の小島社長。

■タンクが出来上がったころの仕上がりのメモ写真。フロントフェンダーは手直しする前から前オーナーがイタリア製らしいアルミフェンダーに換えてあったとのこと。

■プロテクター装着のバーは外してある通常スタイルのオフロードタイプのハンドル。ナビにも使うのでスマホホルダーがハンドルセンターにセットされる。

■新緑の木陰でこの色を見ると和むんだよなぁと、狩野さんお気に入りのグリーン。

■斜め後方から見ると塗り分けの段差が非常に少ないことと面の美しさがよく分かる。

■スマホホルダーがここにあるとメインキー操作の邪魔にならないのかと思うが、どうだろう。

■キーとスマホの干渉は、キーがここに位置するため問題は無し。小型のメーターが付く。

■ウインカーとライトのハイロー切り替えを含むスイッチは、近代風のホンダ純正へ。

■フォークのボトムケースはバフで光沢を持たせ、フェンダーは磨き過ぎない程度に抑えて微妙な差を楽しんでいる模様。アンダーブラケットに小さなウインカー。

■左右のサイドカバーは狩野さんお手製のアルミ製。微妙な凹凸を敢えて残して古いイタリア車っぽさを出した。筆者の推測だが狩野さんが本気で磨き込んで仕上げたら凹凸がほとんど無くなってしまうのは確かだろう。
■左サイドカバーは、開けると電装の点検ができるようにネジ留めされている。

■小型のMFバッテリーに換装して軽量化。ほぼメンテナンスフリーにしてある。

■125ccから200ccにエンジンを換装したので、陸運事務所で登録変更、白ナンバーになっている。ナンバーブラケットにミニステーを増設、小さなウインカーが付く。

■板材を四角く加工しヒンジ類も取り付けて小型の工具ボックスを製作。過去の山菜採りやトライアルの故障で便利に使えた結束バンドが顔を出している。

■燃料タンクに繋ぐホースには贅沢にも削り出しのネジ込み部分を装着。納まりの良いセットが構築されて工具ボックスにピッタリ収まっている。

■たった1Lでも予備燃料があれば、燃費の良いシングルなら里山の上から帰って来られるという発想で、このタンクとホルダーを製作。筆者のKLX125もほぼ同様の仕様。

■珍しい台湾製のキャブレター。現在のTLR200エンジンはこのキャブでちょうどいい感じで走れているようだ。

■エンジン右側付近を見る。125から200に載せ替えた際に、ヘッドを固定するステーは寸法を修正して作り直したそうだ。元のエンジンは黒塗装。

■エンジン部左側。クランクケースとダイナモ側のカバーで艶の差を極端にしていない。

■厚みのあるアルミ板を曲げ、エンジンマウントのボルトと共締めにして装着された手製のエンジンガード。エンジン真下にクッションが入り緩衝材となる。

■キック始動前に右のステップを足先でひょいと斜め後をに上げる。

■ステップ後部に増設された金具がフレームに付けられたドアキャッチにはまり、ステップは程よい感じでこの位置で固定される。

■手直しの初期にすぐ製作されたリヤキャリア。スリムでシートとの繋がりが良い。後ろに行くほどテーパー的に細くなっている。ステンレス製。

■元のスリムキャリアにボルト4点でしっかり取り付け可能な拡大キャリア。この面積を持ちながら歪みがとても少なく定盤に乗せても4点接地する。

■荷物を背中に寄せたいときには、樹脂製トランクを前寄りに積めばよい。

■やや小型のクーラーボックスを携帯することがあるので、その場合はトランクは後ろにずらして結束。それでもこれだけ余裕ができる。

■狩野溶接工業代表の狩野敏也さん。現在このイーハトーブ改とVストローム650を所有。山菜の知識は深く、渓流釣りも得意。

■狩野さんのイーハトーブ改。鉄部品にクロームをほとんど使わず、アルミを磨いた部品とステンレス材の加工品を使用。これはバイアルス?でも何か違うような?と不思議に思う方がいるかもしれない。
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