ドゥカティにとって、記録尽くしのシーズンとチームの快挙
ドゥカティは、ドニントン・パークでのスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)第8戦英国ラウンドにおいて勝利し、新記録となる22回目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。創業100周年という節目の年に、その圧倒的な強さと勝利の歴史を改めて世界に証明する結果となった。

スーパーバイク世界選手権は、第12戦までの4戦を残すものの、ニコロ・ブレガが卓越したパフォーマンスでランキング1位の491ポイント(第8戦終了時点、以下同)、イケル・レクオーナも安定感と高い競争力が際立ち現在358ポイントでランキング2位につけ、3位(211ポイント)以下を大きく引き離している。

そして両ライダーを擁する「Aruba.it Racing – Ducati」チームは、合計で24勝、44回の表彰台を獲得する記録的なシーズンを送っている。さらに、スーパーポールレースで獲得したポイントにより、同チームはチーム史上5回目、そして5年連続となるチームタイトルを早くも確定させた。

Panigale V4 Rと受け継がれる技術の系譜

今回の栄冠によって、ドゥカティはPanigale V4 Rによる5年連続のタイトル獲得を成し遂げ、888から始まった技術進化の軌跡が連綿を受け継がれていることを証明。また、Panigale V4 Rが同カテゴリーの絶対的なベンチマークであることを示している。これまでにドゥカティがWorldSBKで残してきた主なマニュファクチャラーズタイトル獲得の系譜と戦績は以下の通りである。
●Ducati 888(3回):1991年、1992年、1993年

●Ducati 916/996/998(8回):1994年、1995年、1996年、1998年、1999年、2000年、2001年、2002年

●Ducati 999(3回):2003年、2004年、2006年

●Ducati 1098/1198(3回):2008年、2009年、2011年

●Ducati Panigale V4 R(5回):2022年、2023年、2024年、2025年、2026年
その他の記録:16回のライダーズタイトル獲得/通算473勝/通算1258回の表彰台獲得
ドゥカティ・コルセのゼネラルマネージャーであるルイジ・ダッリーニャは、この快挙に対して喜びを語った。彼はPanigale V4 Rを「パフォーマンス、信頼性、競争力を最高レベルで融合させた卓越したモーターサイクル」と称賛。そして、シーズン開幕時には想像すら難しかったほどの結果を残したニコロ・ブレガとイケル・レクオーナの活躍を「驚異的」と評価し、スポーティングマネジメントを担うステファノ・チェッコーニや、技術面で貢献したマルコ・ザンベネデッティへの深い感謝の意を表明した。

そしてダッリーニャは、プロジェクトに関わる全員の日々の仕事、情熱、献身を称えつつ、今後の挑戦においても同じ決意をもって主役であり続けるという強い意志を見せている。
まとめ●モーサイ編集部 写真●ドゥカティ
































