官能的な3気筒エンジンと進化した操作系
扱いやすさとアグレッシブな走りを両立したミドルスーパースポーツのデイトナ660が、2026年モデルで進化を果たした。同車には定評のある660cc3気筒エンジンが搭載されており、最高出力95PS(1万1250rpm)、最大トルク69Nm(8250rpm)を発揮し、レブリミットは12650rpmに設定 。またピークトルクの80%を全回転域で発生させることで、低速から高速域まで力強くリニアな加速を実現している。

そんなデイトナ660、2026年モデルのトピックの一つが、トライアンフ・シフトアシスト標準装備化。クラッチ操作なしでのスムーズなシフトアップ/ダウンが可能となり、スポーツライディングでの利便性が向上。またスリップ&アシストクラッチの継続採用により、市街地からワインディングまで操作性を向上させている。
クラスの枠を超えた足回りの強化
今回のアップデートでは、シャシー性能もバージョンアップ。欧州各地のスポーツバイク選手権で培われたフィードバックが直接反映された結果である。
フロントには、新たにShowa製41mm倒立ビッグピストンセパレートファンクションフォーク(SFF-BP)を採用。圧側・伸側の減衰力調整が可能となり、ライダーの好みや走行シーン(市街地からサーキットまで)に合わせた精密なセッティングが可能となった。そしてリヤには、プリロード調整可能なShowa製モノショックが組み合わされる。
また標準装着タイヤとして、プレミアムなメッツラーM9RRスーパースポーツタイヤを選定。これにより、あらゆる路面状況でのグリップ性能とフィードバックが向上し、より深いバンク角でも確かな安心感を実現。
このほか、フロントには310mmツインディスクとトライアンフ製4ピストンラジアルキャリパー、メッシュブレーキホースを装備。Continental製ABSモジュレーターとの組み合わせにより、安定した制動力を確保している。

ライダーをサポートする先進テクノロジー

最新の電子制御デバイスも抜かりない。ライディングモードは「Sport」「Road」「Rain」の3モードを搭載。路面状況に合わせてスロットルレスポンスとトラクションコントロールを最適化する。
さらにはカラーTFTディスプレイとLCDスクリーンを統合したメーターを採用。オプションの「My Triumph Connectivity」を装着すれば、ナビゲーションや音楽、通話の操作も可能。そのほか、灯火類もブラッシュアップ。DRL(デイタイムランニングライト)一体型の新デザインヘッドライトを含む、フルLED仕様となっている。

なお、外観のデザインもアグレッシブに進化し、新たなカラーリングも3色で設定される、黒を基調としてエッジの効いた標準色の「サファイアブラック」、レーシーなディアブロレッドのアクセントが映えるプレミアムカラーの「アルミニウムシルバー×サファイアブラック」、鮮やかなイエローが視線を引き付ける「コズミックイエロ×サファイアブラック」のラインアップとなる。








さらに、細部のこだわりとして、クリアアルマイト仕上げのアルミ製ブレーキペダルを新採用 。鍛造アルミ製ヨークや美しくルーティングされたケーブル類とともに、トライアンフらしい高い質感を演出している。
新型デイトナ660の価格は、115万9000円から設定。現在、全国の正規販売店で予約注文を受け付けており、店頭での販売(納車)は2026年3月下旬を予定している。
デイトナ660主要諸元
■エンジン 水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク74✕51.1mm 排気量659cc 圧縮比12.1 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力70kW(95ps)/11250rpm 最大トルク69Nm(7.04kgm)/8250rpm
■変速機 6段リターン 変速比─ 一次減速比─ 二次減速比─
■寸法・重量 全長2050 全幅735 全高1145 軸距1425 シート高810(各mm) キャスター23.8° トレール82.3mm タイヤF120/70ZR17 R180/55ZR17 車両重量202kg
■容量 燃料タンク14L エンジンオイル─
■車体色 サファイアブラック、アルミニウムシルバー×サファイアブラック、コズミックイエロー×サファイアブラック
■価格 115万9000円(サファイアブラック)、117万9000円(ほか2色)
■発売日:2026年3月下旬

まとめ●モーサイ編集部 写真●トライアンフモーターサイクルズ
トライアンフモーターサイクルズジャパン
http://www.triumphmotorcycles.jp/




































