「バイクに興味はあるけど、自分で乗れる気もしないし……」と思っていたイラストレーターが、ひょんなことから免許を取ることを決意。まったくのバイク初心者が、免許取得からツーリングのあれこれなどを描いていくエッセイ風の連載です。
第38回目は、バイクレッスンを経てどんなとろこに変化が起きたのかについてのお話です。

夢の中では完璧!
とてもいい結果で終了したバイクレッスンから数日。明らかにレッスン前とレッスン後で変化したものがありました。
それは、バイクに関する夢を見たときの内容です。
今までは、大体がスピードの出しすぎで曲がりきれずに転倒する、もしくはブレーキがうまく効かずに建物などに衝突してしまうという内容でした。いやー、どちらとも事故を起こしたときの名残がうかがい知れますね。
入院中や、退院後しばらくはかなりの頻度で見ていた気がします。
なので、自分の中ではバイクの夢=あまりよくない内容のものばかりだったわけです。「自分じゃうまく扱いきれない!」といった意識が、知らず知らずのうちに夢の中に反映されていたのかなあ。
しかし!バイクレッスン後に見る夢の内容はどれも楽しいものばかり!バイクに乗ってお出かけして、「どこでも行けそうだ!」とわくわくした気持ちで運転していたり、今までは「曲がりきれない!」と焦っていたカーブも、とっさの判断で足を軸にカーブしていたり。
……まあ、夢の内容なのでね。実現可能かどうかは置いておいて。

恐らく、「自分じゃ扱いきれない!」という存在から「無理な運転をしなければどうにか扱えそうだ」というところまで、バイクに対する意識が変わったのかな、と思っています。ほんとに恐怖心がかなり軽減したんですよね。
以前は、バイクでどこか行きたい!と思っても、必ず「でも怖い……」という気持ちがかなり強く出ていました。どこかに行きたいこのワクワクの気持ちをとるか、怖いという恐怖心に耳を傾けるべきか。少し迷いはするものの、必ず恐怖心にワクワクの気持ちがのまれてしまっていました。
それが、今ではワクワクの気持ちが勝ちそうな気配があります。……こんなことを言いつつ、一人で乗るのは心配しているんですけどね。でも、「どこか行きたい」→「そうだ!バイクで行けばいいじゃん!」と無理なく思えるようになったことが嬉しいです。
当初よりはかなり予定外のスタートになりながらも、これから改めてバイクが生活の一部になるような日常を送っていければいいな、と思っています。
マンガと文:イシクラユカ

大学卒業後、某イラストレーターのアシスタントとして働きながら、自身もフリーとして活動。ひょんなことから「バイク乗りになりたい!」と夢見るように……。身長152cmと小柄なためか、教習所ではちょっと苦戦したものの、無事二輪の免許を取得し、ホンダ モンキー125も購入したのだが……
X(Twitter):@ishikurage_0509






























