■タイトル写真:MotoGP第5戦フランスで最高峰クラス初の表彰台を獲得した小椋 藍(右)。その左が優勝のホルヘ・マルティン、その奥が2位のマルコ・ベッツェッキ
小椋 藍、最高峰クラス初の表彰台。アプリリア勢は史上初の表彰台独占

2026年5月10日、ル・マン・ブガッティサーキットでの週末は、アプリリアがMotoGPで初の表彰台独占を達成し、アプリリア・レーシングにとって歴史的な結果で幕を閉じた。
7番グリッドからスタートしたホルヘ・マルティンは、前回のMotoGP優勝(2024年マンダリカ)から実に588日ぶりにアプリリア・レーシングでの初勝利を挙げ、驚異的なカムバックを果たした。マルティンはこの週末のスプリントレースと決勝レースのダブルウィンを飾り、2024年のル・マンで達成した結果を再現した。

マルコ・ベッツェッキは堅実かつ賢明なレース運びで2位を獲得し、アプリリアファクトリーチームが1-2フィニッシュを達成。また、ベッツェッキは今シーズンの開幕戦から5戦連続の表彰台で、これは2015年にバレンティーノ・ロッシが記録して以来の偉業となった。

そして、アプリリアのサテライトチーム、「トラックハウスMotoGP」のライダー小椋藍もまた素晴らしいパフォーマンスを見せ、決勝レースを見事3位でフィニッシュし、アプリリア勢による歴史的な表彰台独占を成し遂げた。
これはアプリリア・レーシングにとってMotoGPにおける初の表彰台独占であり、ファクトリーチームとしては最高峰クラスで4度目の2人そろっての表彰台(2023年モンメロ、2026年ゴイアニア、2026年COTA)であり、最高峰クラスでの7戦連続表彰台獲得となった。

■ホルヘ・マルティン選手
「本当に嬉しいです。最初は優勝争いができるとは思っていませんでしたが、決して諦めませんでした。アプリリアは自分に必要なものを提供してくれていて、自信も日毎に高まっています。これからはこの方向でさらに成⾧していくために努力を続けていくことが重要です」
■マルコ・ベッツェッキ選手
「難しいこともあったけれど、全体的には良い週末でした。予選でフロントローを獲得し、スプリントレースと決勝レースの両方で表彰台に上がれたので満足しています。集中力を保ち、ミスをしないように心がけました。全力を出し切ったつもりだったが、ホルヘの方が少し上回っていたようです」
■マッシモ・リボラ(aprilia racing CEO)
「アプリリア勢の3台がMotoGPの表彰台を独占したのは初の快挙で、歴史的な一日となりました。ホルヘがこれほど力強い走りを見せてくれたのは特に感動的です。マルコもこれほど競争力があり、成熟した走りを見せてくれたのも素晴らしいことです。そして、第3戦オースティンでの出来事(※小椋が猛追で表彰台圏内の争いをしていたものの、終盤にマシントラブルでリタイア)の後だけに、藍の表彰台は大きな安堵感を与えてくれました。アプリリアのレーシング部門は本当に素晴らしい仕事をしており、ファビアーノ・ステルラッキーニが率いるこのチームにとって、これは当然の評価だと思います」

■小椋 藍選手(TRACK HOUSE MOTOGP TEAM)
「レースは本当に素晴らしかったし、天気にも恵まれました。スタートはあまり良くなかったのですが、最初の2、3コーナーで何人かのライダーを追い抜くことができて、それが一番のポイントだったと思います。その後のレース前半は楽ではありませんでしたが、レース中盤からはバイクの調子が良くなり、多くのライダーをパスすることができました。とても満足しています。アコスタ選手があんなに遅れるとは思っていませんでしたし、レース終盤は良いペースで走ることができました。予想外でしたが、本当に良かったです」

なお、第5戦終了時点のポイントランキングは、1位ベッツェッキ(128ポイント)、2位マルティン(127ポイント)とアプリリアレーシングが1、2位を占め、84ポイントで3位のファビオディ・ジャンアントニオ(チームVR46・マシンはドゥカティ)に差を付けている。また第5戦で3位表彰台を獲得した小椋藍は、ここまで67ポイントでランキング5位に上昇。
まとめ●モーサイ編集部 写真●ピアッジオグループジャパン
ピアッジオグループジャパン・アプリリア公式ホームページ
https://www.aprilia.com/jp_JA/

































