今年は3月27~29日の3日間で開催された東京モーターサイクルショー。ショー開催前から事前情報で賑わっていた注目モデルは既報済みだが、それ以外にもパーツメーカーブースではおやっと思うアイテムが目に止まったり、隠し玉のような販売予定モデルが密かに展示されていたり、意外な見ものがあった。そんなショー会場での意外な発見を、アトランダムにご紹介!
アライヘルメット「RX-7シリーズ」は、今年で59歳!?

アライヘルメットのブースの一角にあったRX-7の歴史コーナー。同社の現在の最上級フルフェイスモデルはRX-7Xだが、その元祖で初のRX-7は1967(昭和42)年生まれだと初めて知った。RX-7と言えばロータリーエンジンを搭載したマツダのスポーツカーの車名が最初かと思っていたが(こちらは1978年発売)、アライの製品名が先だったとは意外(単に筆者が不勉強なだけか)。
そんな初代RX-7だが、今とは異なり、シールドをヘルメット本体へ全閉固定する方法は、左右をパチンパチンと押し込むホックボタン留め。時代を感じるが、この時期から卵型の丸い基本形状をアライがキープしてきたことが歴代モデルを見るとよく分かる。
ちなみに、筆者が80年代前半に初めて買ったアライのX75レーシングもホック留めシールドだったが、アライが初のホルダータイプシールド機構を採用したのは1981年のRX-7super clcからだという。

【アライヘルメット】
https://www.arai.co.jp/jpn/top.html
ホンダの旧青山ビル、値下げで売り出し中!?
2025年春に閉鎖されたHonda青山本社ビルが9500円から5000円に値下げされて売り出し中? もちろん本物ではなく844ピースで構成されるCAMブロックというメーカーのミニチュア組み立てモデルのことで、製品名はそのものズバリ「CAM BLOCK Honda 青山ビル」。本物は買えないから記念に買おうかと思ったものの、手持ちのお金が足らず…(泣)。

【CAM SHOP】
https://camshop.jp/?pid=184119861
スズキ・アドレス125をイタリア~ンな外観に!

エアロパーツ作りで約30年の実績がある、ブレスクリエーションの手掛けるカスタム車。ブースで展示の主役だったのは、国産125ccスクーターをベースにしたカスタム外装モデルで、その名は「blesspa」(ブレスパ)。ビンテージベスパに興味があるけど、故障の不安がなく走りたいというユーザー向けに、カスタムベースとされたのはスズキ・アドレス125。

2022~2025年9月まで生産の先代モデルと、2025年10月から新発売の現行アドレス125に対応し、ヘッドライトカウル/フロントパネル/フロントサイドカウル(左右)/フェンダーマスコット/シートアンダーカウルなどをセットにしたボディキット。パーツ代約24~26万円+塗装代7万5000~9万4000円前後の設定とし、2026年夏頃発売予定(※クラシックキャリア、丸型メッキミラー、シート張替えなどは別オプション)。

【ブレスクリエーション】
https://www.bless-pt.com/motorbike/biketop.html
オジサンのハートを鷲づかみ!? キジマのレッグシールド

昨年も試作品として出展された、キジマのホンダGB350C/カワサキ・メグロS1&W230用レッグシールドキット。今回のモーターサイクルショーではクロスカブ110用のレッグシールドキットもお目見え。
「タイムレスレトロ」をコンセプトに、キジマが手掛けるクラシック系カスタムパーツ群は、旅を愛するオジサン(若者も?)のハートをがっちりと掴みそうだが、夏頃の発売に期待しよう。



【キジマ】
https://shop.tk-kijima.co.jp/
ヤマハWR125Rをベースに「ダートフリーク」が提案する旅仕様

セロー250をベースに旅仕様としたヤマハの純正アクセサリーパッケージ装着車「ツーリングセロー」がかつて存在したが、WR125Rをベースに旅仕様を仕立てたのが、カスタムパーツメーカーの「ダートフリーク」。
同社のZETAブランドでリリースされるアドベンチャーウインドシールド、アドベンチャーアーマーハンドガード、ツーリングキャリア+サイドバッグサポート、EDスキッドプレートなどを装着。また-30mmローダウンで足着き性を向上させる同車用「ロワーリングリンク」もラインナップされ、中高年のツーリングフリークの注目を集めていた。
なお、これらのWR125R用製品は、ヤマハ純正アクセサリーを開発・販売するワイズギアでも取り扱い中。

【ダートフリーク】
https://www.dirtfreak.co.jp/
中国発QJモーターが出展の小排気量アドベンチャーモデルは125? 250?
昨年のモーターサイクルショーにも出展し、注目を集めた中国の大手メーカーQJモーター。本国ではリッタースーパースポーツや大型アドベンチャーモデルなど各種排気量を展開するものの、今回の出展はクルーザーモデルの各種SRVシリーズ、間もなく日本へも投入される予定の4気筒スーパースポーツSRK400RSなどが注目モデルか。
しかしながら、個人的に注目したのは小排気量アドベンチャーモデルの「SRT125DX」。125とはいえ全長が2190mm、シート高は860mmと立派な車格。しかしSRT125DXのプレートがありながらも、お試しまたがり用に用意されていた車両はなぜか「SRT250DX」の車名!?


QJモータージャパンのスタッフにうかがうと「125の展示車が間に合わず、急きょ先に入っていた共通車体の250版を用意しました」とのこと。個人的には行動範囲の制約が少ない250に興味があるが「当然250モデルのほうも導入を検討しています」とのこと。
ちなみにSRT250DXにまたがってみると、身長173cmの筆者だと足裏半分が浮く感じだが、取り回しには特に問題なし。車重が129kg(125の場合)で、燃料タンクは13Lと十分な容量を確保。250の登場にも乞うご期待!
【QJモータージャパン】
https://qjmotor.co.jp/
レポート&フォト●モーサイ編集部・阪本





































