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■ヤマハは3輪バイク「ナイケン」を擬ニャン化した「ニャイケン」というキャラクターを作っていたり
にゃんにゃんにゃんでネコの日
2月22日はにゃんにゃんにゃんでネコの日です。
とはいえ、ネコの鳴き声を「にゃー」と表しているのは日本くらいなので、国際動物福祉基金は世界ネコの日を8月8日にしていますし、ヨーロッパの多くの国は2月17日がネコの日だったりします。
さて、バイクの世界でもネコが車名に入っているものがいくつかありますので、記念日にちなんで紹介してみます。
ホンダ TR200ファットキャット(1986年発売)

1986年から87年にかけて北米市場で販売されていたファンバイクがホンダ TR200ファットキャット、ヤマハ BW200(1985)の対抗車ともいえるモデルです。エンジンは空冷単気筒OHC2バルブ199㏄で、当時販売されていた三輪バギー(ATC)から転用していて、自動遠心式クラッチや5速ミッションなども受け継いでいます。
左レバーはブレーキで、右足、左手のどちらでもリヤブレーキが操作できるようになっていました。車名通りファットなタイヤサイズはフロント24.5×8.00-11/リヤ23.5×8.00-11で、これもATC譲りといえます。
強力なタイヤのグリップ、気軽に走り出せるセルスターターの装備など、オフロードビギナーにダートの楽しさを伝えるには最適なモデルのように思えましたが、販売面はBWやTWの牙城を崩すことは難しかったようでわずか2年で市場から姿を消してしまいます。

ヤマハ YZF600R サンダーキャット(1996年発売)

サンダーキャットは山猫の意で、1996年にFZR600Rの後継機種として登場した欧州市場向けモデルがサンダーキャットです。前モデルのレーサーレプリカ的な外観から少し丸っこいイメージにシフトしましたが、スチール製デルタボックスフレームに搭載するエンジンは最高出力100馬力で強力。吸気効率を高めるラムエアもヤマハ車として初装備しています。
開発コンセプトは「ベストバランス・スーパースポーツ」だそうで、タンデムランも考慮したシート形状や少し起き気味の前傾ライポジなど、カリカリに尖っていないスポーツモデルです。その万能性が市場で評価されて、後継モデルであるYZF-R6が1999年に登場してからもしばらく生産が続きました。
カワサキ 125TR ボブキャット(1970年発売)

ボブキャットは北アメリカ地域に生息するオオヤマネコ。このころのカワサキオフロードモデルはそれぞれがペットネームがついていて、350がビッグホーン(オオツノヒツジ)、250がバイソン(水牛)、125がボブキャット、90がトレールボス(牛追い)といった感じでなかなか格好いいです。
エンジンはモトクロッサー譲りの空冷2サイクルロータリーディスクバルブ単気筒で、最高出力は13馬力。車重は115kgと相まって軽快な乗り味で人気を博しました。
おまけ:ホンダ HPE60 ねこ丸(1998年発売)

当時ホンダが販売していた電動アシスト自転車「ラクーン」の技術転用で作った電動アシスト一輪運搬車がねこ丸。
ホンダのリリースによると「 ねこ丸はグリップに装着されたセンサーが本機を押す力を感知し電気信号に置き換え、制御回路を介し負荷に比例した駆動力を供給する。これにより本機を通常の一輪車と同じ要領で押せば、積載量や路面のこう配(上り坂)に応じた、アシスト力が得られる」とあります。
この手の運搬車を建設現場ではネコ車と呼ぶことが多いのですが、由来はいくつかあってネコが通るような狭い道でも小回りがきくとか、ひっくり返して置いた形がネコに似ているといった説までいろいろです。

リポート●飯田康博 写真●ホンダ/ヤマハ/カワサキ/八重洲出版

































