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乗ってわかる三輪の魅力をバイク女子が本音レビュー! 新型トリシティ125/155、進化のツボ

ヤマハのフロント2輪スクーター、トリシティ125/155が2025年9月にモデルチェンジ。今回の新型は、ヤマハが近年掲げる「スタイリッシュ&スポーティ」なデザインをさらに推し進めたモデルで、とくにフロントマスクの進化は一目で分かるほどです。LEDヘッドライトは一段とシャープになり、都会のナイトシーンでも存在感を放つ仕上がりになっています。

進化した点はこちらの記事を参照→https://mc-web.jp/motorcycle/176381/

今回は実際に、モトブロガーのぴの子(モーターサイクリスト動画担当)が試乗して感じたリアルな気づきをまとめます。

125と155の基本的な違いを整理

トリシティ125と155を乗り比べ!

◆トリシティ125

メリット
・原付二種なので維持費が155に比べ少しだけ安い
・燃費性能が高く、毎日の通勤でも財布に優しい

デメリット
・高速道路が走れないため行動範囲が限られる
・加速力は街乗り中心で、追い越しには少し余裕が欲しい

◆トリシティ155

メリット
・高速道路が使えるため行動範囲が一気に広がる
・余裕のあるパワーで流れに乗りやすく、ツーリングにも対応

デメリット
・維持費は125より少しだけ上がる

街乗り・通勤重視、155は幅広い用途に対応した“万能選手”という印象です。125、155共に重量は173kgと一緒です。

最近のヤマハらしいデザインがカッコいい

新型トリシティを見てまず感動したのは、造形の洗練度です。フロントフェイスは鋭いラインが強調され、ヘッドライトは目つきの良い“キリッ”としたデザインになりました。ヘッドライトを点灯すると光の広がり方がとても綺麗で、視認性も向上! メーター周りの質感も上がっており、液晶の視認性も高くなりました。スクーターというより「都会的なモビリティツール」という雰囲気で、所有する満足感をしっかり感じられるデザインに仕上がっていると思います。

トリシティ:一新されたヘッドライト周り
トリシティ:4.2インチTFTディスプレイは視認性が高い

「止まっても倒れない」と思っていたら大きな勘違い

私は試乗前、「前に2輪あるなら止まったら自立するんじゃ?」と思っていたのですが、普通に倒れます。(倒さなくてよかった…)ちゃんと足を出さないといけませんし、走った感覚は2輪とほぼ同じ感覚です。ハンドルを切ったときや、旋回するとき、2輪と同じように車体がきれいに傾きます。 「3輪だから曲がれないんじゃ?」という不安は完全に払拭され、むしろバイクらしい旋回感をしっかり楽しめます。

トリシティ:自立はせずバランスを取らないと倒れるので注意!

ブレーキ性能と安定性は抜群

トリシティ最大の特徴である「前2輪」は、乗ってみると本当に頼もしい存在でした。特に感じたメリットは3つあります。

ブレーキの効きがとても良い
制動時に2輪で前が滑りそうな感覚のシチュエーションでも、トリシティは踏ん張りが効きます。安心してしっかりブレーキをかけられる感覚があります。

トリシティ:特徴的な前2輪はメリットが多い

発進・停止でふらつかない安定感
2輪でありがちな「発進直後や停止時のよろけ」がほぼありません。信号待ちが多い街中では、この安定感が疲労軽減につながります。

濡れた路面やマンホールでの転倒リスクの軽減
片方のタイヤが濡れた路面に乗っても、もう片方がトラクションを確保してくれるため挙動が乱れにくいです。雨の日や路面状況が不安定な日でも安心して走れます。

「バイクの楽しさを残しながら安心感がある」というバランスの良さは、2輪では味わえない魅力だと思います。

トリシティ125

シート高には注意!

シート高は770mmと、一般的なスクーターと同じくらいの数字なのですが、実際に跨ってみると横幅が意外と広いです。そのため、足を下ろしたときに少しだけ広がった姿勢になるため、あまり足つきがいいとは言えません。ただし、スクーターはいざという時は前に滑るように両足着地すれば、立ちごけを回避できるので(100%ではありませんが…)いくらかは安心です。重心も低めなのは嬉しいポイント。

トリシティ:足つき(モデル身長154cm)
トリシティ:足つき(モデル身長154cm)
トリシティ:足つき(モデル身長154cm)

抜群の積載力!

収納はスクーターの最大の強みですが、トリシティもシート下がしっかり広いです。フルフェイスヘルメットが入るのはもちろん、グローブやレインウェアまで入る余裕があります。旧モデルでは155のみにLED照明が装備されておりましたが、新モデルでは125にもLED照明が採用されるようになりました。通勤や買い物で荷物が多くなりがちな人には大きなメリットです。

トリシティ:シート下収納スペース

初心者やリターンライダーにもオススメ

「3輪バイクってどうなの?」と敬遠してしまう人は多いと思います。私もその一人でしたが、実際に乗ってみると、バイクらしい楽しさとスクーターならではの抜群の安定性が見事に両立していました。

・低速でふらつかない
・ブレーキがよく効く
・雨の日も安心感が大きい

これらのおかげで、初心者の方がバイクの基本を学ぶステップとして非常に適したモデルだと感じます。恐怖心が少ないぶん、視線・姿勢・ブレーキ操作など、ライディングの基礎練習に集中しやすいのも魅力です。

トリシティ:想像以上の楽しさ!

まとめ

新型トリシティ125/155は、デザイン・安全性・走行性能・収納力という日常に必要な要素がすべて高水準でまとまったスクーター。125は街乗り中心の人に、155はツーリングや高速道路も使う人に最適だと思います。そして何より、前2輪ならではの安定性は一度味わうと癖になるほど安心感があります。「3輪はちょっと…」と思っていた人こそ、ぜひ試乗してみてください。新しいバイクの楽しみ方が見つかるはずです。

文●ぴの子

トリシティの試乗動画はこちらから!

CONTACT

ヤマハ発動機 TEL:0120‐090-819(カスタマーコミュニケーションセンター)

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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