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2011年3月の九州新幹線開業をきっかけに生まれた、熊本県をPRするマスコットキャラクター「くまモン」。
今や、ゆるキャラの代名詞のような存在で公式Twitterは80万人以上フォローされており、そのカワイイ見た目から国内のみならず海外でも人気を集めています。
そんなくまモンは、熊本県に関連するものとコラボしているわけですが、2020年時点のデータによるとくまモン商品の売上高がなんと1698億円超!(うち海外で64億円)
数多くのコラボアイテムが「爆売れ」している点も注目ポイントの一つといえるでしょう。
ホンダも熊本県にバイクの生産拠点「熊本製作所」があることから、くまモンのデザインが施されたコラボバイクを発売していますが、どんな見た目のバイクになっているのか気になりますよね。
当記事では、愛らしい見た目かつお茶目な一面があるくまモンとコラボしたバイクを紹介していきます。
モンキー・くまモンバージョンは2014年に発売!現在は販売終了

小さな車体とタイヤの可愛らしいフォルムが特徴的な原付きモデル・モンキーですが、熊本県のマスコットキャラクターであるくまモンがモチーフの「モンキー・くまモンバージョン」というモデルが2014年に発売されています。
その特徴として、くまモンのイメージカラーである黒と赤で塗り分け、燃料タンクにも黒を基調に赤のストライプが入った2トーンを採用しています。
ほかにも、くまモンのイラストが描かれたバッジやくまモンの頬をイメージしたホイールなど、特別感のある一台に仕上がっています。
当時の新車価格は33万6960円でしたが、残念ながら販売終了していて、現在(2021年時点)の中古車価格では約60万円というプレミアが付くほどの人気車両です。
くまモンとコラボしてさらに可愛くなった「ジョルノ」

丸みを帯びたキュートな見た目の原付きスクーター「ジョルノ」にも「くまモンバージョン」のモデルがありました。
車体をよ〜く見てみると、くまモンのイメージカラーである黒×赤の色合いになっているほか、グローブボックスとインナーボックスにくまモンの頬が描かれているなど、あらゆる部分にくまモンを彷彿させるデザイン・配色がなされています。
ジョルノ本来のキュートな見た目とくまモンのデザインが相まって、さらに可愛らしさが倍増していますね!
サイドカバーにくまモンの足跡がある「クロスカブ」シリーズ


スーパーカブをベースとした50cc・110ccの「クロスカブ」は、50ccモデルでは2色、110ccモデルでは3色展開していますが、それらとは別に「くまモンバージョン」(50cc・110cc)という専用カラーリングが設定されています。
気になるくまモンバージョンのクロスカブを見てみると、くまモンのイメージカラーである赤×黒の専用カラーリング、シートやサイドカバーにくまモンの足跡をイメージしたデザインがあるほか、エンブレムやスペシャルキーなどにもくまモンのイラストがふんだんに使われているのです。
また、2020年7月22日には「プコブルー」という爽やかな色合いの新色が発売されるので、110ccモデルは「くまモンバージョン」を含めると合計5色となります。
海外専用スクーター「スクーピーi」にもくまモンモデルがある!

海外でも愛されているくまモンだけあってか、くまモンのコラボバイクがタイにもありました。
それが、2019年にタイで発売されたホンダの110ccスクーター「スクーピーi」の「くまモンスペシャルエディション」というモデルです。
ホンダ「スクーピーi」は、現地で生産・販売される海外専用車ですが、タイでの発売10周年を記念するモデルとして登場したのが、くまモンをデザインに盛り込んだ「スクーピーi くまモンスペシャルエディション」。
黒と赤の配色もくまモンらしさがあっていいですが、なんといっても車体側面にあるくまモンのイラストがとってもカワイイですよね!
以上が「くまモンバージョン」のバイクとなります。
こうして見てみると「くまモンバージョンのバイクが欲しいなぁ」なんて思う人も中にはいるのではないでしょうか?(筆者も1台欲しいぐらいです)
海外でも「くまモンバージョン」のバイクがあるなんて……やはり、くまモンの人気は凄まじいものですね。
レポート●モーサイ編集部・小泉 写真●ホンダ/モーサイ編集部