交差点手前などで見かけるゼブラゾーン。「禁止」の意味のオレンジでないものは通っていいような、でもダメなような。
通ってもOKであれば、もっとスムーズに交通が流れるような気がするけど……ということで、警視庁に聞いてみました。
その答えは「右折レーン手前のゼブラゾーンは通過しても特に罰則はありません。オレンジでくくられている場合は、進路変更禁止違反、はみ出し禁止違反になります」というもの。
やはりオレンジの場合はNGですが、白のゼブラゾーンは白線同様またいで通るのはNGではない、と。
ゼブラゾーンとは何のため?
右折レーンの手前にあるゼブラゾーンは、直進車が間違って右折レーンに入らないように「この先右折レーンがありますよ」という注意喚起のためのものだそうです。
また、交通の流れをスムーズにするのが目的の場所もあるそうですが、明確なルールはなく、現実には「通っちゃう派」と「ゾーンに入らない派」が混在しています。
そうした意識の違いから接触事故や変な争いになる可能性もゼロではないので、「ゾーンに入らない派」は『後ろからクルマやバイクが来るかもしれない』、「通っちゃう派」は『車線変更してくるクルマやバイクがいるかもしれない』と、いずれにせよ周囲を注意して走行するのが身のためですね。
(まとめ●モーサイ編集部 & driver@web編集部 photo●pixta)