みなさんこんにちは! この連載は、モトブロガー・ぴの子が大型二輪免許取得に挑戦し、教習のリアルと成長の過程を等身大で綴っていく奮闘記です。
「普通二輪を取ったものの、しばらくバイクから離れている」「限定解除したいけど、大型教習って正直こわそう」「小柄でも大型二輪って本当に取れるの?」
そんな不安を抱えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

前回、「NC750を信じる」ことで波状路を克服したぴの子。↓
大型二輪教習もいよいよ終盤に差しかかり、内容はかなり実践的になってきました。
第二段階に入ってから行うようになった急制動は、意外にも大きくつまずくことなくクリア。日頃から公道をバイクで走っているため、二輪のスピード感に対する恐怖が少ないのは、この点では強みだったのかもしれません。
一本橋、スラローム、波状路、急制動。すべての課題が100点満点とはいかないものの、かなりできるようになりました。

大型二輪でも行われるシミュレーター教習
普通自動二輪と同じく、大型二輪でもシミュレーター教習を受けることになりました。
シミュレーターとは、実車では再現が難しい危険な交通状況を、映像と操作装置を使って疑似体験する教習。飛び出しや見通しの悪い交差点、いわゆる“もらい事故”などを学ぶ、非常に重要なカリキュラムです。

同じ教室で3人の教習生と一緒に行い、私は3番目。前の2人の画面を見ることができるので、ちょっと有利でした(笑)。
普通自動車、普通自動二輪と経験してきたため、今回が人生3回目のシミュレーターです。
初めて普通自動車の免許を取ったときは、シミュレーター内で人身事故を起こしてしまうという苦い思い出がありますが、今回はすでに免許を持った状態。絶対に事故を起こすわけにはいきません。
普段から安全運転を心がけていることに加え、意外にも(?)ゲーマーな私は、こうしたシミュレーションにはある程度“パターン”があることも分かっています。
路肩に停車している車の前は要注意。
ボールが転がってきたら子どもが飛び出し、通り過ぎたと思ったら友達が続く。
いわゆるサンキュー事故など、次に何が起きるかを予測しながら走行しました。
操作感は実際のバイクとは異なるため、ぎこちなくなってエンストを2回ほどしてしまったものの、運転危険度などの判定は、ほとんどが「A」。
シミュレーターとはいえ、これは素直に嬉しかったです。
もちろんこれはゲームではなく、実際に起こりうる事故を想定した教習。改めて「予測する力」の大切さを実感しました。
ちなみに、酔いやすい私は普通自動二輪の免許取得時、3D酔いでかなり大変な思いをしました。今回は事前に酔い止めを飲んで臨んだところ、まったく酔わずに完走。心理的な安心感、大事ですね。
卒業検定直前、見極め教習での落とし穴
そして迎えた、卒業検定直前の教習。第2段階の見極めです。

実際の卒検と同じコースを走り、真後ろにはサポーターさん(教習指導員)がついて確認する形式。雰囲気も内容も、ほぼ本番そのものです。
コースを覚えるのが苦手な私にとって、課題をこなしながら走るのはドキドキの連続。とにかく、パイロン接触や一本橋からの脱輪といった「一発アウト」だけは避けようと慎重に走りました。
結果、コースミスもなく、課題もすべてクリア。法規走行も問題なし。「これ、もう合格でしょ!」と思ったのですが——。
「卒検本番だったら一発アウトですね」
……え?
なんと、クランク進入時に数メートル逆走していたとのことでした。

クランクの入口は走行車線の反対側にありますが、クランクに意識を取られすぎて、かなり早い段階で逆車線に入り、そのまま進入してしまったそうです。
緊張すると、人は普段しないミスを無意識にしてしまうもの。正直、ぞっとしました。
ちなみに卒検では2コースのうち、どちらを走るかは当日まで分かりません。
この見極めで走ったのは、私が苦手意識を持っていた方のコース。「本番これだったら嫌だな」と思っていたことも、ミスにつながったのかもしれません。とはいえ、この数メートルの逆走以外は問題なしということで、無事に第2段階見極めは合格。

次回はいよいよ最終回、卒業検定です。
まだまだ不安は残っていますが、果たして結果はどうなるのか——。こうご期待!
撮影協力:ファインモータースクール上尾校
撮影協力校は、埼玉県さいたま市・上尾・西大宮エリアにある、安全で質の高い運転者育成を目指す自動車教習所「ファインモータースクール」です。


※写真は休校日に特別な許可を得て撮影しています。
レポート●ぴの子 写真●モーサイ編集部




































