5月28日(現地時間)は朝から青空が広がる快晴に恵まれたマン島。3日目となるこの日は予選の1回目が行われた。スタート時刻の18時30分が近づくと薄雲が広がりはじめたが、天候は崩れることなく予選がはじまった。
この日はスーパーバイクとスーパーストックの混走、スーパースポーツとスーパーツインの混走、サイドカーは単独走行といった順番で走行がスタート。
スーパーバイク:1000cc4気筒、市販車ベースでスーパーバイク世界選手権準拠のレーサー
スーパーストック:1000cc4気筒、市販車ベースで改造範囲は狭い
スーパースポーツ:主に600cc4気筒の市販車ベース
スーパーツイン:650~700cc2気筒の市販車ベース
スーパーバイクでは、ディーン・ハリソン選手(ホンダ CBR1000RR-Rファイアブレード)が、予選初日としては最速となる平均速度133.069mph(約215.15km/h)を叩き出してトップタイムを獲得。2番手は同131.076mphのピーター・ヒックマン選手(BMW M1000RR)、3番手は同130.402mphのデイビー・トッド選手(BMW M1000RR)となった。
注目したいのはスーパースポーツで、原則的には600cc4気筒のクラスだがスーパースポーツ世界選手権同様にレギュレーションが柔軟となっており、ドゥカティ パニガーレV2(955cc2気筒)も参戦している。
そのドゥカティ パニガーレV2を駆るマイケル・ダンロップ選手が平均速度127.181mphの一番時計を記録。続く2番手は同126.436mphでディーン・ハリソン選手(ホンダ CBR600RR:600cc4気筒)、3番手はジェイムズ・ヒリアー選手(カワサキ ニンジャZX-6R:636cc4気筒)となり、2気筒ながらも排気量で勝るドゥカティがリードした。
スーパースポーツにはこのほかに、トライアンフ ストリートトリプル765 Moto2エディション(765cc3気筒)、スズキ GSX-R750(750cc4気筒)が参戦しており、ホンダ CBR600RRやヤマハ YZF-R6(600cc4気筒)と熱いバトルを繰り広げている。



スーパーツインに出場中の山中正之選手は、1周目の序盤でマシントラブルが発生。山中選手は1周を走りきってピットインし、2周目に臨むことができなかった。しかしマシントラブルが起きても停止しなかったことについて、チーム監督のイアン・ロッカーさんから「マシントラブルを抱えたままだと追突される危険があるから、安全な場所で停止するように」と注意を受けたとのこと。
マシントラブルのため好タイムを記録することはできなかったが、「トラブルはトラブルと受け止め、明日は気を取り直して予選2回目に臨みます」と山中選手は語った。
明日(5月29日)も、予選走行はナイトセッションで、スーパーバイクとスーパーストックは18時30分、山中選手が出場するスーパーツインは19時20分スタートの予定だ。


レポート&写真●山下 剛
































