バイクいじりで手が真っ黒、そんな時どうしてる?
バイクいじりにつきものの、手の汚れ。
特に、チェーンのメンテナンスやオイル交換など、油を使った作業となるとタチが悪い。
ニトリル手袋やメカニックグローブをするという人もいるだろうが、素手派の皆さんは、そうした汚れを洗い落とすときどうしているだろうか。
中性洗剤? それともケミカルメーカーなどのスクラブ入り洗剤? ピンク石鹸? パーツクリーナーや灯油で洗ってしまうという猛者もいるとかいないとか……。
いずれにせよ、キレイに汚れを落とすとなると「手荒れ」という問題がついて回る。
一説には、爪の間に入った洗剤がすすぎきれないと手荒れを起こすとも言われているが、そもそも頑固な油汚れを洗い流す以上、皮膚を保護する皮脂も同時に持っていってしまうのは想像に難くないだろう。
ブレーキクリーナーなどがゴムや塗装面を傷めてしまうのをイメージしてほしい(一部そうではない製品もあるが)。洗浄力が高い=攻撃性が高いとも言えるのだ。
昨今、バイクに乗る女性も増えているというが、自分でメンテナンスをする人なら、男性以上に肌荒れが気になるのではないだろうか。
だが、男性、女性問わず、敏感肌の人にぜひ使ってほしい洗剤を紹介しよう
それは「クレンジングオイル」だ!
そもそもクレンジングオイルとは
男性にはあまり馴染みがないと思うので、一応説明しておこう。
これは主にメイクを落とすためのもので、「洗剤」と称するかは微妙なところだが、その名の通り液体オイルを主成分にできており、水と混ぜ「乳化」させることで、洗浄力を発揮する。

クレンジングオイルの洗浄性能を実際に見てみる
油は油に溶けるという性質がある。
エンジンオイルの交換時にフラッシングオイルを使ったり、エンジンパーツを灯油で洗ったりするのもその性質に基づいたものといえる。
ファンデーションや化粧品も素材に油を用いていおり、同様に「オイル」で溶かして洗い流すのだ……と言えなくもないが、厳密には「界面活性」とか「乳化」とか化学な話が色々ある。そこは本題ではないので、割愛したい。
なので、実際どうかという話をしよう。筆者のむくつけき手ではアレなので、スズキ SV1000Sが愛車のバイク女子・望月ミキさんに実践してもらった。写真のとおり、バイクいじりで汚れた手にクレンジングオイルを使ってみると……見事に油汚れが落ちていくのである。







顔に使用するのが前提の物なので肌への攻撃性は低いほか、保湿成分が含まれているものもある。また、残留する成分には油分を含むので乾燥しにくく、洗浄後のケアでハンドクリームを使う際もなじみが良いだろう。
クレンジングオイルのさらなる使い道「バイクの車体に使うのもアリ」
クレンジングオイルについて「水に混ざる便利な油性の洗浄液」として筆者は考えている。なので、洗車のときにこれを使えばチェーンオイルが付いてしまったカウルやホイールの汚れを簡単にキレイにすることもできる。
パーツクリーナーなどと違ってゴムへの侵食も気にしなくていいから、扱いやすいのも嬉しい。
クレンジングオイルはメイクをする人達だけの味方ではなく、バイク乗りにとっても重宝するアイテムなのだ。
……が、メイク用品なので高いものはメッチャ高い。バイクいじり用として大量に使いたい場合、高級品である必要はない。洗剤として考えると価格が少し割高ではあるが、それだけの価値があると思う。


独身男性はちょっと注意!?
しかし独身男性の諸君!
自宅に彼女を招いたとき、クレンジングオイルがあるのを見られ「他に女がいるなぁ!?」と“荒れる”事態も懸念される。肌だけでなく、そのあたりもしっかりケアを。
気い付けてバイク乗るんやでー!
レポート&写真●バイク北村バイク 編集●上野茂岐
モデル●望月ミキ
バイク整備好きおじさんの話相手。「バイク乗りと女優のハイブリッド・バイク女優」を名乗り、各地のステージで活動する舞台俳優・タレント。愛車はスズキ SV1000S、ホンダ CBR250RR。バイク雑誌のライターとしても10年以上のキャリアを持つ。バイクとフェリーに乗るのが好きだが、休みが確保できず東京湾フェリー以外になかなか乗れないのが悩み。
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職業カメラマン。そしてただのバイク好きおじさん!?
中学生からモトクロスをし、高校生になるとキャブセッティングのアルバイトをしていた…そんな根っからのバイク好き(バイク狂?)。
その熱量は写真業にも向けられ、単身渡米しニューヨークで武者修行。
コロナ禍ではバイク熱が再燃しバイクを6台にまで増やした。最近の趣味は2ヵ月に一回車検に行くこと。






































