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信頼のB+COMブランドの新型エントリーモデル
一緒に走る仲間と会話ができ、スマートフォンと接続すれば電話が使え、音楽も聴けるインカム。ただし、ソロツーリング派にとっては多機能すぎるうえ価格も高く、なかなか手を出せないと聞く。
そんなソロライダー向けに、国内のインカムトップメーカーであるサイン・ハウスから手ごろな価格の新機種が登場した。それが、インカム通話機能を省き、電話と音楽やナビ音声を聞くというソロツー向け機能に特化することで1万2980円という価格を実現したB+COM PLAY。シリーズ共通のスタイリッシュな本体は上位モデルから大幅に小型化されており、ヘルメットの種類を問わず合わせやすい。個性的なカラーも魅力だ。近日中にはスマホ経由でのアップデートも可能な専用アプリもリリース予定となっている。
■価格を抑えるため、取り付け方式は面ファスナーのみの設定となっている。これは前モデルのB+COM Musicと同様だ。78.3㎜×33.8㎜という本体のコンパクトさにも注目! 本体色はブラック、ホワイト、ガンメタリック、マットメタリックブルー、マットゴールドの5色を用意。
電話やメールはもちろん、ナビや地図アプリ、QRコード決済、写真や動画の撮影などライダーにとってもなくてはならないスマホ。3つのボタンで簡単に音量調整や曲送り&戻し操作ができ、さらにSiriやグーグルアシスタントといった音声認識機能も使えるB+COM PLAYを組み合わせれば、スマホがもっと“便利”で“安全”に使えるようになる。それはツーリングだけでなく、通勤や通学などふだん使いでより真価を発揮するのかもしれない。
■上位機種と比較すると音の迫力では負けるが、ネオジムマグネットを使った外径40mmのスピーカーによってクリアで素直な音質を実現。
■充電ポートと兼用のスピーカー端子はUSBタイプCで、コード根本には断線しにくい構造を採用している。
■電話での通話や音声アシスタントを使うためのマイクは、ワイヤータイプのみ付属。オープンフェイスヘルメットやシステムヘルメットに取り付けるには「B+COMワイヤーマイクホルダー」(2420円)が必要となる。
製品詳細
SYGN HOUSE B+COM PLAY
価格●1万2980円 本体サイズ●W78.3×H33.8×D23.6(各mm) 本体重量●22g BluetoothVer.●Bluetooth5.1 対応プロファイル●HSP、HFP、A2DP、AVRCP 出力●Class2 最大稼働時間●音楽再生12時間 充電時間●約2時間 防水防塵性能●IP67相当 同梱品●本体、ヘルメットスピーカーユニット(外径40mm×厚さ10.5mm ネオジムマグネット インピーダンス32Ω)、ワイヤーマイク、各種スポンジ・面ファスナー類、充電用USB Type-Cケーブル、説明書
report●モーターサイクリスト編集部 photo●佐藤竜太