台湾の世界的電子機器メーカー「トランセンド」から、バイク用の全天候型ドライブレコーダーが登場した。持ち運びやすいコンパクト&シンプル設計だが、機能や操作性、耐久性は考え抜かれたものだった。
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本体サイズ:90.2mm×30mm×30mm カメラ重量:74g
万一のときの証拠映像を残すため、ドライブレコーダーを装着する人が増え、ライダーからの需要も年々高まっている。
しかしバイク用のドライブレコーダーは、求められる機能のハードルが四輪用より格段に厳しい。バイクは、四輪のように車内ではなく外にむき出しで装着される。そのため、雨やホコリ、暑さ、寒さ、そして振動や衝撃などへの高い耐久性が必要となるのだ。
ドライブプロ20は、「完全な防塵構造で水面下での使用が可能」なことを示す防塵防水規格「IP68」を取得している。また、米軍落下試験規格相当の耐衝撃性も確認されている。日々の通勤通学からツーリング、オフロード走行まで安心して使用できるのだ。
バッテリー内蔵のシンプル設計なので配線の接続なども一切なく、取り付けは非常に簡単。満充電からの最大動作時間は約2.5時間だ。停車中や静止中は自動でパワーセーブする機能もある。
カメラの解像度はフルHDで、高感度イメージセンサーを搭載しているため暗い場所でも映像は鮮明。LED信号機も記録する。
ドライブプロ20は、アクシデントだけでなく、ツーリングの風景も記録できるし、自転車やウインタースポーツなど幅広く使える。耐久性に優れたアクションカメラを求めている人にもお薦めだ。
32GBのマイクロSDカードも付属
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コンパクトなカメラ本体のほか、取り付け用のホルダー&マウント、充電&パソコン接続に使用するUSBケーブル、そして32GBマイクロSDカードも付属。メモリーカードは256GBまで対応。カメラ後部のフタを開けると、USBケーブルやSDカードの差し込み口が現れる。リチウムポリマーバッテリーはカメラ本体に内蔵。最大動作時間は2.5時間。2年保証付きだ。
ヘルメットへ装着しても重くない!
カメラの本体重量は74gと非常に軽量だから、ヘルメットに取り付けても重さはほとんど感じなかった。トップ、サイドのどちらでも付けられる。
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Wi-Fiでスマホと連携
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パソコン用の専用ソフトで編集も可能
フルHD、フレームレートは60/30fpsで非常にきれい。記録時間単位は1分から5分までで変更可能。Gセンサー内蔵で衝撃を受けると映像を別フォルダに保存する。映像はスマホ(Android/iPhone)、パソコン(Windows/MAC)で確認でき、専用ビューワーソフトを用意。
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暗所に強いSTARVIS高感度センサー搭載
イメージセンサーには、ソニーのSTARVISを採用。この高感度イメージセンサーとWDR機能のおかげで、夜間やトンネルなど暗い場所でもクリアな映像を記録する。写真は実際にトンネルの中を走行した際の映像だが、前走車のナンバープレートの文字もしっかり読み取れた。
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THINKWARE
SPORTS M3/シンクウェア スポーツM3
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前後2カメラであおり運転にも対応!
近年、話題になっているあおり運転。その証拠映像として、後方を録画できるドライブレコーダーの需要は高まっている。韓国のエレクトロニクスブランド「シンクウェア」の高性能バイク用ドラレコ「スポーツM3」は、まさにそんなニーズに応えるアイテムだ。バイク用として、雨やホコリ、温度変化、振動は徹底的に対策されており、故障のリスクを最低限に抑えている。カメラは、ドローンにも使われる6軸の電子式手ぶれ補正やワイドダイナミックレンジで、ブレのないスッキリとした映像を記録。夜間や明暗差のあるシーンでも、きちんとナンバープレートなどを読み取れる。電源はバッテリーから取得するため、電池切れの心配もない。GPSを内蔵しているため、あとで位置情報やルートも確認できる。
前後方向の映像を、よりきれいに残したいなら、このスポーツM3は非常に便利だ。
手動コントローラーが便利!
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スーパーナイトビジョンで夜間もクリア
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report●太田力也 photo●柴田直行/永田まさお
阿部商会
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