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普通のグリップとほぼ変わらない!!細い径が最高に握りやすいグリップヒーター・キジマ「GH10」が登場

操作性を犠牲にしない手元の防寒は「グリップヒーター」

寒い冬の足音が聞こえてきた。気温の低い中で快適にバイクに乗るためには、各種防寒装備が欠かせない。身体の中でも、手は走行風に直接さらされて特に冷えやすい。グローブを分厚いものにしたり、重ねて着用したりするのも良いが、ハンドル周りの操作性が悪くなってしまう心配がある。

操作性を犠牲にせずに、手を温めるためには「グリップヒーター」を選ぶのが良さそうだ。この記事では、今冬オススメのハンドルグリップを紹介する。

キジマの「GH10」はグリップ径が細くて握りやすい!!

紹介する「グリップヒーターGH10」を販売する「キジマ」はネジ1本からフルカスタムパーツまで、バイク関連の製品を幅広く扱う老舗だ。

グリップ径の細さが、ヒーター機能のない一般的なグリップとほとんど変わらないことで、高い握り心地を実現している。

キジマ製グリップヒーター「GHシリーズ」の特徴は、グリップ径の細さ=握り心地の良さにある。2014年に「GHシリーズ」が初登場した際の「GH06」で35mm径だったグリップ径は、15年に発売された「GH07」で33mm径となり、最新モデルの「GH10」では32mm径とさらなる細径化を実現。

ヒーター機能のない一般的なグリップ径は30~31mm径なので、もはや差が体感できないほどだ。「グリップヒーターは便利だが径が太くて握りづらい」と思っている人は、この「GH10」に注目してほしい。

操作性に優れる左グリップ付け根のLED内蔵スイッチ、5段階の温度調整機能、バッテリー電圧が11・5V以下になると自動で加熱を中止する電圧制御機能など、定評ある使い勝手は「GH07」からしっかりと継承。スロットルパイプ一体型となったことで、取り付けやすさが大幅に向上したのも注目すべき点となっている。

「GH10」の作動状況は、LEDインジケーターの色で視覚的に把握できる。

5段階の温度調整が可能な「GH10」が、現在どのモードで作動しているかは、LEDインジケーターの色で視覚的に分かる。車両のメインキーをオンにすると、LEDが白く1回点滅して通電したことを知らせる。その電源オフの状態から、グリップ付け根のスイッチを押すごとに出力が20%ずつアップ。温度は5段階+オフ(出力0%)に設定でき、LEDは消灯(0%)→ブルー(20%)→グリーン(40%)→イエロー(60%)→オレンジ(80%)→レッド(100%)と変化。レッドからさらに押すと電源オフに戻る。なお、スイッチを3秒間長押しにしてもオフにできる。

取り付けが方法が分かりやすいのもキジマ「GH10」の魅力

また、「GH10」はグリップ本体や配線の他、3種類のスロットルアダプター、グリップエンドキャップ、サイズ調整用のアルミシートなど必要なものが全て付属するオールインワンパッケージとなっており、購入の際に取り付けに必要となるオプションパーツ選びに迷うことがない。

「GH10」は取り付けに必要なパーツがすべて入ったオールインワンパッケージ。

取り付けも非常に簡単だ。その秘密は「GH10」がスロットルパイプを内蔵していることに」ある。純正のスロットルパイプとグリップは接着剤などで固定されているのが一般的なので、グリップヒーターへの交換時にはこれを外す必要があるのだが、スロットルパイプを内蔵した「GH10」では、この面倒な作業が不要なのだ。

写真のスロットルワイヤーを巻き取るアダプターは、形状やサイズが異なる3タイプが付属する。

 長年の実績と信頼性をもとに使い勝手を極めた「GH10」は、多くのライダーにお薦めできる、選んで間違いのないグリップヒーターと言える。

バーエンド装着車のようなグリップエンドが貫通タイプの車両だけでなく、クルーザーやオフロードモデルなどに多い非貫通タイプにも対応。非貫通タイプにはグリップエンドキャップを装着する。対応する車両が多いのも魅力的だ。

価格●1万7600円 サイズ●120mm(内長11mm・外径32mm)/13mm(内長12mm・外径3mm) 対応ハンドル径●22.0mm径 消費電力●7.4W(レベル1)~34.8W(レベル5)

まとめ●モーサイ編集部

お問い合わせ

キジマ ☎03-3897-2167
キジマ公式ホームページ

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