新旧『トップガン』に登場の新旧カワサキ ニンジャ、36年分の進化とは?「出力は115馬力から242馬力に!」

カワサキ GPZ900R。写真は『トップガン』に登場した1985年型=A2のアメリカ仕様(エボニー×ファイヤークラッカーレッド)。映画が人気に拍車をかけ、ZX、ZZRなど後継のフラッグシップモデルが登場した後も、2003年型=A16までと長く販売された
トップガン ニンジャ H2
カワサキ ニンジャH2カーボン。それまでのニンジャ H2をベースに、一部カーボン製外装とした上級モデル。写真の2021年型を以て日本国内では販売終了。価格は363万円。
トップガン ニンジャ H2
クローズドコース専用のニンジャH2R。H2カーボン同様、2021年型を以て国内販売は終了され、価格は605万円。外観で大きく異なる点は、カウルに装着された大型ウイングやサイレンサー。
GPZ900R エンジン カワサキ
GPZ900Rのエンジン。同車用に新開発された排気量908ccの水冷並列4気筒は、最高出力115ps/9500rpm、最大トルク8.7kgm/8500rpm。当時、世界トップクラスの性能だった
ニンジャ H2 カワサキ スーパーチャージャー
ニンジャH2シリーズのエンジン。スーパーチャージャーを組み合わせた排気量998ccの水冷並列4気筒は、2021年型のH2カーボンで最高出力231ps(ラムエア加圧時242ps)/1万1500rpm 、最大トルク14.4kgm/1万1000rpmの性能を発揮する
ニンジャ H2 スーパーチャージャー
ニンジャH2シリーズのエンジン。クランク回転を利用して駆動するタービンで空気を強制的に圧縮し吸気に使うことで、パワーを増大させるのがスーパーチャージャー。排気圧を使うターボのようなタイムラグがなく、低回転からパワー増大効果が得やすいのが特徴だ
GPZ900R カワサキ
GPZ900Rのフレーム。メインフレームはダイヤモンド形式でスチール製の丸パイプ、シートレールはアルミの角パイプ。その2つをステップホルダーに当たるアルミ製パーツで結合する構造
ニンジャ H2 トレリスフレーム
ニンジャH2シリーズのメインフレーム(写真はH2R)。現代のスポーツバイクでおなじみのアルミツインスパーフレームでなく、スチールトレリスを採用したのは、熱をこもらせずエンジンの放熱性を高めたかったこと、そのために自由度の高いフレーム造形にしたかったなどの意図があるという
GPZ900R カワサキ
GPZ900Rの透視イラスト。ホイールは初期=A1からA6までがフロント16/リヤ18インチなのに対し、1990年型=A7以降はフロント17インチ化と、前後ホイール&タイヤのワイド化を実施
ニンジャ H2 トレリスフレーム
ニンジャH2シリーズの車体構造(写真はH2R)。過給機付きエンジンが、複雑な構造のトレリスフレームに支持されているのが分かる
トップガン ニンジャ GPZ900R
カワサキ GPZ900R(A2)。全長2200×全幅750×全高1215 軸距1495 シート高780(各mm) キャスター29度 トレール114mm 装備重量249kg タイヤ F120/80V16 R130/80V18
トップガン ニンジャ H2
ニンジャH2カーボン(2021年型)。全長2085×全幅770×全高1125 軸距1455 シート高825(各mm) キャスター24.5度 トレール103mm 装備重量238kg タイヤ F120/70ZR17 R200/55ZR17
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