RD、マメタン、MB50!! 俺たちが愛した「原付マニュアルトランスミッション車」1970〜80年代ヒストリー【前編】

ホンダ・ベンリイCB50。ベンリィSS50の後継モデルとして1971年に登場。タコメーターとヘルメットホルダーを装備していたが、これらは50ccモデルでは初の採用だった。最高出力6馬力、価格7万5000円。
1976年登場のホンダ・ベンリイCB50JX-I(写真は1978年発売モデル)。フロントブレーキがディスクとなったほか、最高出力は6.3馬力まで引き上げられるなど、よりスポーティに。
1976年発売のホンダ・バイアルスTL50。ミドルアップマフラーや5段階調整式リヤショックを採用。最低地上高も215mmを確保しており、ゼロハントライアルマシンとして人気を集めた。最高出力4.5馬力。価格10万9000円。
1978年発売のホンダXE50-Ⅱ。1976年に輸出用エンデューロマシンのXRを国内導入したXE50の、マイナーチェンジモデルにあたる。アップフェンダーやスチールステップの採用など、各所に手が加えられた。最高出力4.5馬力、当時価格11万9000円。
1971年に販売されたスズキ・ハスラーTS50(写真は1977年発売のスズキ・ハスラーTS50)。初代は特徴的なパイプバックボーンフレームを採用し、モトクロスキットもリリースされていた。最高出力6馬力、価格7万5000円(1971年モデル)。
1977年発売のスズキ・RG50。吸入方式にピストン&リードバルブのパワーリードバルブ方式を採用。CB50、RD50と同様の6.3馬力を発揮した。価格11万9000円。
1977年発売のスズキ・マメタン。RG50と同じエンジンをトルク方向にリファインし、チョッパースタイルの車体に搭載して人気を博した。最高出力5.5馬力、価格10万9000円。
1977年発売のスズキ・ミニタン。RG50よりも低中回転寄りのトルク型にリセッティングされたトレールマシン。使いやすいパワーバンドで人気を集めた。最高出力5.2馬力、価格10万9000円。
1976年発売のヤマハ・ボビィ。型式はハンドクラッチの4速ミッションがLB50ⅢH、自動遠心クラッチ3速ミッションがLB50ⅢCとなっていた。フューエルタンクは当時新鮮だったモノコックフレームないに収められている。両モデルとも最高出力3.7馬力、価格9万9000円。
1976年発売のヤマハ・ミニGR50。人気のミニGT50をベースに角型のフューエルタンクやストッパー付きシート、コンチネンタルハンドルを採用し、カフェレーサースタイルとしたモデル。ゼッケンプレートのような意匠を施したテールカウルも新鮮だった。最高出力4.5馬力、価格9万9000円。
1977年発売のヤマハ・スポーツRD50。国外では1973年より、国内では1974年より登場。その後数回のモデルチェンジが実施され、1980年まで販売された。10馬力を発揮する90ccエンジンを搭載するスポーツRD90もリリースされていた。最高出力6.3馬力、価格11万9000円(1977年モデル)。
1978年発売のヤマハ・ミニGT50Ⅱ。FX50のエンジンをミニマムなフレームに搭載したFT50の後継モデルで、“ミニトレ”の愛称で人気を博した。ミニGT50Ⅱになり、変速比0.961のトップギアが追加され、ミッションが5速となった。最高出力4馬力、価格10万9000円。
ヤマハ・トレールMR50(写真は1979年モデル)。1972年に登場し、度重なる仕様変更を受けつつ1981年まで販売された。1979年にはヤマハの画期的発明と言えたモノクロスサスペンションを採用し、戦闘力に磨きをかけた。最高出力6馬力、価格12万7000円。
1979年発売のホンダMB50。ホンダ初の49cc空冷2ストロークンジンを搭載したロードスポーツモデルである。エンジンにはギヤ駆動のクランクバランサーが内蔵されていた。なお、燃料タンクの前方にバッテリーと工具が収まるという独特なレイアウトをしていた。最高出力7馬力、価格13万6000円。
1979年発売のホンダMT50。MB50の兄弟車で、トルク方向にリファインしたエンジンをMB50と同様のX型バックボーンフレームに搭載していた。フロントフォークは135mmと十分なストローク量を誇っていた。最高出力6.5馬力、価格13万6000円。
1980年2月発売のホンダ・CB50S。機械式ディスクブレーキから油圧ディスクブレーキへと変更がなされ、制動力が向上。ヘッドライトの光量アップやリヤキャリヤの標準採用など装備の充実化がはかられた。最高出力6.3馬力、価格13万9000円。
1980年発売のホンダ・ラクーンMM50。MB50のエンジンを中低速よりにリファインして搭載。燃料タンク容量は5.5リットル。セミロングシートを採用し、ゆったりとしたポジションでライディングが可能だった。最高出力6馬力、価格13万6000円。
1980年8月発売のヤマハRX50スペシャル(写真はキャストホイール仕様)。当時の50ccとしては大柄なボディ(全長1880mm×全幅805mm×全高1110mm)と8.5リットルの大型燃料タンクを採用。スポークホイール仕様(価格14万3000円)とキャストホイール仕様(価格15万8000円)がラインアップされていた。翌年には限定カラーのミッドナイトスペシャルも販売。最高出力7馬力。
1981年2月発売のスズキRG50E。50ccモデル最高出力となる7.2馬力エンジンを搭載し話題となった。GS650Gをルーツとするストリームフローラインのボディデザインと星型キャストホイールを採用。当時流行のアンチノーズダイブ機構も搭載していた。価格14万5000円
1981年6月発売のヤマハRZ50。水冷エンジン、6速ミッション、モノクロスサスペンションなど、50ccモデルとは思えない充実した装備で登場しライバルメーカーを驚かせた。最高出力7.2馬力、価格17万6000円。
1981年4月発売のカワサキAR50。パワフルな空冷2サイクルエンジンに6速ミッション、ユニトラックサスペンションやキャストホイールなど、カワサキらしい原付としてリリースされた。最高出力7.2馬力、価格15万3000円。
1982年3月発売のホンダMBX50。ブーメラン・コムスターホイール、プロリンクサスペンションを採用。フロントブレーキはデュアルピストンキャリパーで、制動力はライバルより一歩抜きんでていた。最高出力7.2馬力、価格18万6000円。
1982年発売のスズキRG50Γ(写真は1985年モデル)。ファクトリーマシンであるRGΓの先進技術を惜しみなく投入したモデル。角断面のダブルクレードルフレーム、アンチノーズダイブ機構、フルフローターサス、6速ミッションを採用した。最高出力7.2馬力、価格18万9000円。
1982年6月発売のホンダMCX50。アルミシリンダーを採用した新設計のピストンリードバルブエンジンを搭載したアメリカンモデル。リヤタイヤは100/90-16と、当時としては太いタイヤを採用していた。最高出力7馬力、価格16万9000円。
1982年発売のヤマハDT50。全長1905mmの大柄な車体に、YEIS(ヤマハエナジーインダクションシステム)、吸入混合気チャンバーを採用した水冷エンジンを搭載。もちろんリヤはモノクロスサスペンションだ。最高出力7.2馬力、価格16万9000円。
1982年3月発売のスズキ・ウルフ。ハスラーに搭載される空冷2サイクルエンジンをリセッティングして搭載。バンバン50と同サイズ(5.40-10)となる超低圧ファットタイヤを前後に装備したシティバイク。最高出力4.2馬力、価格14万5000円。
1983年発売のホンダMTX50R。本格オフロードモデルのMTX50に、MBX50と同様のバランサー付き水冷2サイクルエンジンを搭載したモデル。80ccの輸出車両がベースのため、全長2070mmとかなり大柄。タイヤサイズは前21インチ、後18インチとこれまた大径。最高出力6.2馬力、価格18万5000円。
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