原点XS-1から最新MT-07まで「ヤマハ製パラレルツインの進化と到達点」

XS-1 ヤマハ
ヤマハ XS-1(1970) ヤマハ初の4ストツインとなったXS-1は、1950〜1960年代に栄華を極めたブリティッシュツインを継承したかのような雰囲気。53ps/7000rpmを発揮する空冷パラレルツインの開発ベースは(意外なことに)2ストの350R1で、動弁系はOH2バルブ、クランク位相角は360度
ヤマハ XTZ750スーパーテネレ
ヤマハ XTZ750スーパーテネレ(1989) ヤマハ製アドベンチャーツアラーの先駆車。全面新設計の水冷パラレルツインは、動弁系がDOHC5バルブ、クランク位相角が360度で、振動対策用のバランサーは2軸式を選択。1970年代のTX500と同じく、カムチェーンは右サイドに設置。最高出力は70ps/7500rpm
ヤマハ YZE750T 1991
ヤマハ YZE750T 写真の1991年型から270度位相クランクの導入を開始
ヤマハ XTZ850R 1995
ヤマハ XTZ850R(1995年型) レギュレーションの改定を受け、ラリー専用車として開発されたXTZ850R。1996年からはXTZ850TRXに進化
TRX850 ヤマハ
ヤマハ TRX850(1995) 当時の日本車では貴重な存在だった、2気筒スーパースポーツ。専用設計のスチール製トラスフレームに搭載されるパラレルツインはTDM850用がベースだが、パリダカレーサーの技術を転用する形でクランク位相角を360→270度に変更。最高出力は83ps/7500rpm
MT-07 初代 ヤマハ 2014
ヤマハ初代MT-07 270度位相クランクで1軸バランサーを採用した688cc並列2気筒「CP2エンジン」を最初に搭載したモデル
MT-07 テネレ700 XSR700 YZF-R7 ヤマハ
「CP2エンジン」を搭載したモデルは2023年時点で、MT-07、テネレ700、XSR700、YZF-R7の4機種が販売されている
MT-07 ヤマハ 2023 2022
MT-07 初代デビューは2014年。2018年にデザイン刷新、サスペンション設定変更、シートの改良などを行ったモデルチェンジを実施。2022年にデザイン刷新、ライディングポジションの見直し、排ガス規制適合の適合などを行いモデルチェンジ。現行型(撮影車)3世代目となる
XSR700 ヤマハ 2023
XSR700 初登場は2017年。2022年にフロントブレーキディスクの大径化、ヘッドライト・ポジションランプ・ウインカーのLED化、ネガポジ反転の液晶メーター採用などを行いモデルチェンジ。外観の変化はあまり無いが、現行型は実質2世代目となる。撮影車は2023年型
テネレ700 ヤマハ 2024
テネレ700 初登場は2020年。フロントホイールを21インチとし、アドベンチャーモデルの中でもオフロード走破性を重視したモデルとなっている。2023年9月に、カラー液晶メーターの採用、ABSモードの追加、クイックシフター(オプション)対応などの改良を行った2024年型を発売。撮影車は2024年型
YZF-R7 ヤマハ 2023
YZF-R7 スーパースポーツ「YZF-R」シリーズのミドルクラスとして、2022年に発売。撮影車は2023年型だが、ブルーの車体色は2022年型から継続。価格は105万4900円
CP2 エンジン ヤマハ MT-07
あえて1軸バランサーを採用した「CP2エンジン」 ボア×ストローク:80×68.5mm、排気量:688ccという数値は、CP2エンジンを搭載する全車に共通。ただし、MT-07/XSR700/YZF-R7の最高出力・最大トルクが73ps/8750rpm、67Nm/6500rpmであるのに対して、テネレ700は最高出力73ps/9000rpm、最大トルク69Nm/6500rpm
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