カーボンヘルメットの最大の特徴は軽さだが、一般的なヘルメットと比べてかなり高価になるのが常識。しかし、今年のモーターサイクルショーに出品されたDAYTONA(デイトナ)の「DN-011RC」は、4万円台“前半”という価格を実現して来場者を驚かせた。
インナーバイザーを搭載し、大型のリヤスポイラーも別体パーツとして装備するので「実はさほど軽量ではないのかも……」と思っていたが、実際に手に取ると想像を超える軽さ。これはぜひ、店頭でチェックしてみてほしい。
快適性を高める装備も満載だ。頭頂部左右のベンチレーションは開閉量の調整が可能。あごのインテークは気流の流れを口元方向にも変更できる。ライディングポジションを問わず強い日差しから目を守ってくれる、深めのインナーバイザーも特徴だ。
密着性の高いセンターロック式シールドは曇り止めのピンロックシートに対応。ラチェット式のあごひもを採用し、スピーカーホールも備わる。
空力性能に優れる帽体形状とリヤスポイラーが高速走行時の安定性を向上させ、さらにシールド側面には気流の流れを整え静粛性も高める小さな突起も装備する。
高価なカーボンを使いつつ、これだけの機能・性能を備えるとは思えないほどリーズナブル。もはや驚異的と言うしかない。
DN-011RC
価格:4万1800円
カラー:グロスカーボン、フラットカーボン
サイズ:S〜XL
規格:SG、PSC
空力性を高めるリヤスポイラー


サーキットのスポーツ走行はもちろん、高速道路の巡航中にも威力を発揮する特徴的なリヤスポイラーは、同社のロードスポーツフルフェイス、DN-001RSよりも大型化。なお、頭部のベンチレーションから入った外気は、このスポイラーから排出される。
広範囲をカバーするインナーバイザー
左側面のシールド基部にはインナーバイザーのスライドスイッチを装備。このバイザーは大型のため下ろしたときの内装との隙間が少なく、視野の大半をしっかりカバーしてくれる。スイッチの操作性もよく、動きもスムーズだ。

深いスリットが換気性能を向上


内と外に開閉用のシャッターを装備
あごのベンチレーションは、外側だけでなく内側にもシャッターが備わる。外側を開ければシールドの曇りを解消でき、内側を開けると口元にも外気が導入され呼気を排出できる、安全性と快適性を確保する重要な部分だ。


文:編集部 写真:小見哲彦



























