R1メッシュは、上位機種のRUSH RCF(シングルパック3万6000円)から特に必要とされる機能を抽出、低価格化とともに扱いやすさも追求したモデル。メッシュ通話の最大通話人数が10人から6人になり、ワイドFMラジオや耳とスピーカーとの密着性を高めるBASSクッションが省かれるのが主な違いとなる。
メッシュ通話で12時間、最大通話人数2人のブルートゥース通信では20時間に及ぶ連続通話や、臨場感あふれる音響空間を作り出す直径40mmのRCFスピーカーはそのまま受け継がれている。
このほかにBT R1プラス(シングルパック2万9700円)があるが、こちらはチェーン式にペアリングするブルートゥース接続。同時通話人数は6人までだが、通話人数が多い場合はメッシュ通信対応モデルが適している。
R1メッシュの使い方は簡単で、例えば6人で同時通話する際はあらかじめAさんは1番、Bさんは2番……とメンバー間でチャンネル番号が重複しないように設定するだけ。あとはメンバーがそろったら一斉にボタンを押せば通話可能になる。
走行順が変わったり途中で誰かが通信圏外に出ても通信が不安定にならず、再設定も不要。3〜6人で通話することが多く、途中でメンバーが離合する機会が多い人にお薦めのモデルだ。
MIDLAND R1 MESH
価格:3万2000円
Bluetooth Ver:5.0
本体サイズ:W83×H45×D18mm
本体重量:50g
防水性能:IPX6
対応プロファイル:HFP、HSP、A2DP、AVRCP
インカム通話:メッシュ通信時 最大12時間、Bluetooth通信時 最大20時間
最大通話人数:6人

操作性に配慮した形状
スイッチは計5か所と多めだが、いずれも頂部がとがった形で操作性は良好。本体はヘルメットに装着するマウントに磁石で簡単に接続できるようになっており、取り付けに手間取ったり、力加減を誤って破損するおそれを解消。

最大6人で通話できるメッシュ接続
メンバーの走行順が入れ替わったり障害物があっても通話品質が落ちにくいのがメッシュ通信の特徴。通話する際はメンバー間であらかじめ各人のチャンネル番号を決めておく(上部の2つのボタンを同時に短く1回押すと音声で自機の番号が案内される)。メンバーが集合したらボタンを一度押すだけで通話可能。通信圏内であればメンバー同士の接続は常に維持される。

分離や合流しても自動で再接続
これまでのインカムで一般的だった親機と子機の関係ではなく、1対1(6人通話なら1対5)の相互接続なので、例えば5人で会話していて、途中で3人と2人のグループに分かれても各グループ内での会話がそのまま続けられる。そして、その後に5人が再び集まったら自動的に再接続されて5人での会話が可能になる。

「聞くだけ」なら何台でも接続可能
同時に通話できるのは6人だが、通話圏内で聞くだけならゲストメンバーとして台数無制限で参加可能。7人以上でのツーリングでルート案内や指示をするのに便利な機能で、最初の6人のうち誰かが途中で抜けたら、抜けた人のチャンネル番号を7人目にあてがうことで会話にも加えられる。

音響機器メーカーRCF監修の音質
世界各国の空港やオペラハウスなどの音響を監修するRCFが設計したスピーカーと本体のソフトウェアにより、コンサートホールにいるかのような立体音響を実現。ドルビーアトモスや360リアリティオーディオ対応の音源だと一層臨場感あふれるサウンドが楽しめる。

文:高野栄一 写真:北村誠一郎



























