ダンロップ主催の全国二輪車用タイヤ安全点検が、8月3日(土) に神奈川県・岐阜県・京都府・大分県の全国4箇所で同時開催された。
今年で8年目を迎えるこの活動は、「事故の無い毎日をつくりたい」というダンロップのブランドメッセージのもと、タイヤ点検を通じて、タイヤを安全に使用するための管理の大切さを訴求し、より安全なモビリティ社会の実現を目指すというものだ。
編集部が取材に訪れたのは、神奈川県のアネスト岩田ターンパイク箱根スカイラウンジ前。
当日は夏本番の快晴とあってツーリングライダーが続々と訪れる中、ダンロップ検査員の皆さんが訪れたライダーに声をかけ、タイヤ外観点検を行った。
安全で正しいタイヤの使用・管理方法などについても説明し、専用のチェックカードや粗品を配布。日頃からのタイヤ点検の大切さを呼びかけていた。
安全点検の様子
続々と訪れるツーリングライダーに声をかけ、タイヤ点検、専用の器具でタイヤの残溝をチェック、悪い状態を発見されたライダー達も意外と多く、改めて点検の大切さを意識していた。
タイヤの残溝や、表面の損傷、摩耗度などの点検結果を記したチェックカード。前輪は良好だが後輪の残溝は1.5mmで、もうそろそろ交換時期という診断結果が出ていた。
「事故の無い毎日をつくりたい」と、住友ゴム工業の執行役員タイヤリプレイス営業本部長 増田栄一氏。今回で8年目を迎える同イベントだが、タイヤに起因する事故を無くしていくために、これからもユーザーの安全意識を啓蒙する活動を続けていきたいと語った。