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箱根の大観山にある、ちょっと有名なブランコをご存じですか? 2025年9月7日、ここでバイク好きカップルが結婚式を挙げたのです。ライダーならグッとくるはず!? 永遠のLOVE&SAFETYを誓った挙式をレポートします!

開催日:2025年9月7日(日)
会場:アネスト岩田 ターンパイク箱根・大観山・箱根のぶらんこ
最高のメモリーを最高のロケーションで
カップルがふたりともバイク乗りで、しかも結婚を控えている神奈川県在住のご両名……という何とも「狭き門」を見事突破したのが今回の主人公、佐藤大亮さん、里奈さんのおふたりだ。もう少しだけ説明を加えると、そんな条件に適ったカップルを対象に「アネスト岩田 ターンパイク箱根・大観山展望台での結婚式をプレゼントしますよー」というのが今回のブライダル企画、その名も「結婚の絆プロジェクト」の趣旨なのである。
さて。さっそくだが気になるのは、大亮さんと里奈さんがどうやって巡り合って、いかにバイク好きが高じて結婚まで至ったのかというストーリーだ。
「未来の夫はバイクに乗れる人がいい!とアプリで検索していると、まったく同じベージュカラーの同じバイクに乗っている男性とマッチング! それが大亮、今の主人でした(笑)」
「笑顔がめちゃステキで、すぐにいいね!を送りましたね。これはのちに分かったことですが、偶然ふたりとも同じ教習所の出身だったんです。運命を感じました」
そんなバイク好きのふたりが3年の時を経てついに入籍。挙式をするにあたって「これ以上、自分たちにピッタリなウェディング形式と場所はない!」と鼻息荒く応募したのがこのプロジェクトだったらしい。しかも幸運にも当選を引き当ててしまった。
この先もずっと安全に乗り続けたい……。
これはふたりの固い決意だ。
最後、この日サイコーの笑顔で会場のみんなをハッピーにさせてくれた佐藤夫妻にささやかな提案を。この日「9月7日」をメモリアルデーにして、ふたりで毎年このブランコに乗って写真を撮ってはいかがでしょうか? もちろん行きも帰りもバイク&安全ライドであることを、かながわ西結婚推進協議会、箱根ターンパイク、中日本高速道路、そして本誌は静かに笑顔で見守っています!

ツーリング好きのおふたりは、北は北海道から南は四国までどこへでもおそろいのレブル250で走っていってしまう新婚カップル。つき合って初めての泊まりがけツーリングの際に立ち寄ったのは、なんとここ大観山でした!






「結婚の絆プロジェクト」って?
かながわ西結婚推進協議会が東日本大震災を機に2012年からスタートさせた社会貢献事業が「結婚の絆プロジェクト」です。2015年からはアネスト岩田 ターンパイク箱根 大観山展望台での結婚式をカップルにプレゼント。コロナ禍により一時中止となっていましたが、2024年に大観山にある「箱根のぶらんこ」を舞台に復活しました。
主催
一般社団法人かながわ西結婚推進協議会
箱根ターンパイク
中日本高速道路


ライダーはみんな知ってる「箱根のぶらんこ」
大切な人と一緒に、大観山でステキな想い出を作ってほしい……という願いから作られたふたり乗りブランコ。小田原産のヒノキやアネスト岩田ターンパイク箱根沿いの木材を使用することで、箱根の自然を大切に守りながら共存していきたいという想いも込められています。晴れていれば富士山や芦ノ湖の眺めも抜群! 誰でも無料で乗れるこのブランコ、ツーリングの際にはぜひ立ち寄ってみては?

無事に帰宅するための4ヵ条「高速道路、ココに注意!」
ツーリングの往復で乗ることの多い便利な高速道路。一般道に比べれば事故率は低いかもしれませんが、ハイスピードゆえ大事故につながりやすい側面も。二輪の場合、特に注意すべきポイントをNEXCO中日本に聞きました。帰りを待つ家族や仲間のためにも、この4カ条を強く胸に刻みましょう!

交通ルール、運転マナーを守るべし!
路肩走行やクルマの“左側”からの追い越しは危険ですし、そもそも交通ルール違反。特に路肩走行は緊急時の救急救命活動の妨げにもなります。渋滞しているから、クルマが止まっているからといって許される行為ではありません。

十分な車間距離と安全な速度で!
交通事故を未然に防ぐためには、脇見運転をせず、進行方向の交通状況に十分な注意を払い、常に危険を予測しながらライディングすることがとても大切。前走車との間に十分なディスタンスを保ちながら、安全なスピードで走りましょう。

渋滞中の車両追い抜きに注意すべし!
渋滞している車列の間をバイクで追い抜きすると、クルマが急な車線変更をした際にそのクルマと接触、衝突したり、バランスを崩して転倒するリスクがあります。クルマには見通しの利かない範囲=死角があることを常に想像しましょう。

早めの休憩が吉!
風雨をダイレクトに受けながら走行するライダーは、クルマの車内に収まるドライバーよりもはるかに過酷な状況に身を置いています。疲労も蓄積しやすいので、決して無理をせずパーキングエリアなどで早め早めの休憩を心がけましょう。

report:宮崎正行 photo:三浦孝明 illustration:村上智行(テイクオフ)














































