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定評のスズキVツインミドルスポーツSV650 ABSは新3色、同X ABSは新たな1色展開



スズキは650ccV型2気筒エンジンを搭載したスリムで軽量なロードスポーツバイク「SV650 ABS」のカラーリングを変更して1月24日より発売。SV650 ABSの新たなカラーリングは、青×マット黒(パールビガーブルー/マットブラックメタリックNo.2)、マット緑×マット黒(パールマットシャドーグリーン/マットブラックメタリックNo.2)、マット黒(マットブラックメタリックNo.2)の全3色で、価格は従来より3万3000円高の83万6000円。
また、SV650 ABSをベースにカフェレーサースタイルの個性的な外観に仕上げた、SV650X ABSもカラーリングを変更して1月24日より発売。車体色はパールテックホワイトの1色で、同車はヘッドライトカウルやセパレートハンドル、タックロールシートを装備し、スポーツ貸歌無の要素を取り入れつつレトロな印象のデザインに仕上げたモデル。こちらは、従来価格から3万3000円高の88万円。

SV650 ABS/SV650X ABSの主な特徴
【エンジン・車体】
●645cc水冷90度V型2気筒エンジン
●スズキ独自のSCEM(Suzuki Composite Electrochemical Material)メッキシリンダー採用で、フリクションションの低減と、高い放熱性、耐摩耗性、気密性を確保。
●発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度等の情報を用いて、エンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」を採用し、発進・停車を繰り返す市街地走行などでの操作性を向上。
●スリムで軽量な車体(装備重量199kg)により、街乗りからツーリングまで幅広い走行条件で軽快で優れたハンドリング性能を実現。
●異径対向4ポットフロントブレーキキャリパーに直径290mmのフロントダブルディスクと、直径240mmのリヤシングルディスクを採用。
【装備】
●スタータースイッチを押し続けずに、ワンプッシュでECMがスターターモーターを回転させてエンジン始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。
●前・後輪に装着のホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備。
●SV650Xは、左右のスリットでアクセント付けしたヘッドライトカウル/カフェレーサースタイルを強調するセパレートハンドル/シート座面を立体感のある仕上がりにしたタックロールシートを採用。




【SV650 ABS/SV650X ABS主要諸元】
※< >内はSV650X ABS
■エンジン 水冷4ストローク90度V型2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク81.0×62.6mm 総排気量645cc 圧縮比11.2 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式フルトランジスタ 始動方式セル
■性能 最高出力53kW(72ps)/8500rpm 最大トルク63Nm(6.4kgm)/6800rpm 燃費24.4km/L(WMTCモード値)
■変速機 6段リターン 変速比1速2.461 2速1.777 3速1.380 4速1.125 5速0.961 6速0.851 一次減速比2.088 二次減速比3.066
■寸法・重量 全長2140 全幅760<730> 全高1090 軸距1450 シート高785<790>(各mm) キャスター25° トレール106mm タイヤF120/70ZR17M/C(58W) R160/60ZR17M/C(69W) 車両重量199kg
■容量 燃料タンク14L エンジンオイル3.0L
■車体色 パールビガーブルー/マットブラックメタリックNo.2、パールマットシャドーグリーン/マットブラックメタリックNo.2、マットブラックメタリックNo.2<パールテックホワイト>
■価格 83万6000円<88万円>
■発売日 2025年1月24日(金)
まとめ●モーサイ編集部 写真●スズキ