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ヤマハ「TMAX560 TECH MAX ABS」「TMAX560 ABS」2025年モデル2月28日発売! スポーティな走りのテイストを強調しつつ環境性能も向上

新色採用のほか、外装も中身もブラッシュアップしたTMAX560シリーズ2025年モデル

ヤマハ発動機は、オートマチックスポーツの「TMAX560 TECH MAX ABS」「TMAX560 ABS」の2025年モデルを2月28日(金)に発売すると発表。

2025年モデルの新たな特徴は、(1)ECU変更等による環境性能向上、(2)クリアなサウンドをもたらす吸気系とリニアな駆動力を生み出す排気系の仕様変更、(3)滑らかな操作性に貢献する新クラッチセッティング、(4)BC(ブレーキコントロール※6軸「IMU」を活用したバンク角対応ABS)の採用、(5)新デザインフロントマスク、(6)スマートフォン用専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(Y-Connect)」への対応など。

なお、上級モデルのTMAX TECH MAX ABSには、今回新たにヘアライン仕上げの切削ホイール、TPMS(Tire Pressure Monitoring System)=タイヤ空気圧監視システム、温まりやすくなった新グリップウォーマーなどを採用。なお、クルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、メインシートヒーター、調整機能付きリアサスペンション、ハンドルスイッチバックライト、ワンプッシュスタートなどの装備は継続採用される。

カラーリングは、「TMAX560 TECH MAX ABS」が、深みのあるレッドフレークが自然光の下で鮮やかな「マットダークレディッシュグレー」 、TMAXの進化を象徴する無機質でモダンな印象の「グレー」の2色。「TMAX560 ABS」は、メタリックとマットのブラックの組み合わせにブルーのホイールを採用した「マットブラック」の1色設定。

TMAX560 TECH MAX ABS:ブルーイッシュグレーカクテル2
TMAX560 TECH MAX ABS:マットダークレディッシュグレーパール1
TMAX560 ABS:マットブラック2

新たなTMAX560シリーズの主な特徴

給排気系の見直しやクラッチの仕様変更、新たにブレーキコントロール機構を採用するなど、リニアな運動特性とねらったTMAX560シリーズ

【環境性能を向上させつつ、ドライバビリティを継承】
触媒後方にO2センサーを追加。あわせてECUを更新し、高い環境性能を確保しつつ従来からの優れたパワーとドライバビリティを継承。

【新作ファンネルによるクリアな吸気サウンド、排気系の仕様変更によるリニアな応答性】
「加速感と巡航時の静粛性」という「TMAX」の特徴を強調すべく、サウンドをチューニング。吸気ファンネルは長さ・剛性・穴径・位置等を見直した新作とし、加速時やアクセルをワイドオープンした際の低周波成分を低減して「こもり音」の少ないサウンドを実現。また排気の流れをスムーズ化すべく、排気ポートとエキゾーストパイプの接合部は「YZF-R1/R6」で実績のあるTIG溶接とし、マフラー内表面を滑らかに仕上げ、アクセル操作に対してリニアな特性に。

【湿式遠心多板クラッチの仕様変更】
発進加速特性を洗練させるため、クラッチセッティングを見直し。ウエイトを2022年モデルの12個から10個に変更し、クラッチスプリングも最適化。全開発進でのシームレスさと、極低速~10km/h程度でクラッチオン/オフが続く状況でのスムーズな特性を実現。

【BC(ブレーキコントロール)の採用】
減速時の走行支援用に制御システム「BC(ブレーキコントロール)」を採用。前輪と後輪の速度、6軸IMUからの各情報を「HU(ハイドロユニット/ABSユニット含む)」に集約して演算し、ABS作動時の前後輪のブレーキ圧力に反映し、バンク角に応じてブレーキ制御を実行。「OFF」選択も可能で、OFF状態では通常のABS機能だけが稼働。

【新デザインフロントマスク】
スピード感を強調する従来モデルのデザインに対し、今回は少しアゴを引いたような造形として、ジェントルな雰囲気に変更。ポジションライトは「T」字を表現した特徴的なライン状に。

形状を見直してジェントルな雰囲気としたフロントマスク。T字形状としたポジションライトも新たな特徴

■その他、アプリ「Y-Connect」対応など
従来モデルの「MyRide-Link」アプリ対応から、つながる機能の充実と利便性向上を図るために「Y-Connect」アプリ対応に変更。二輪ナビアプリ「Garmin MotorizeTM」をインストールし車両とペアリングすればTFTメーターでナビゲーション機能が利用可能に。

そのほか、スポーツモード(S)とツーリングモード(T)の特色をより鮮明化したD-MODE(走行モード切替システム)設定、ESS(エマージェンシーストップシグナル)の搭載、TFTディスプレイのデザイン変更なども実施している。

価格は「TMAX560 TECH MAX ABS」が164万4500円、「TMAX560 ABS」は145万2000円で、2025年2月28日(金)発売。

【TMAX560 TECH MAX ABS/TMAX560 ABS主要諸元】
< >内はTMAX560 ABS
■エンジン 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク70.0×73.0mm 総排気量561cc 圧縮比10.9 燃料供給装置:フューエルインジェクション 点火方式TCI(トランジスタ式) 始動方式セル

■性能 最高出力35kW(48ps)/7000rpm 最大トルク55Nm(5.6kgm)/5250rpm 燃費21.3km/L(WMTCモード値)

■変速機 Vベルト無断変速 変速比2.041~0.758 一次減速比1.000(──)  二次減速比5.771(52/32×36/23×59/26)

■寸法・重量 全長2195 全幅780 全高1415 軸距1575 シート高800(各mm) キャスター26°00′ トレール98mm  タイF120/70R15M/C 56H R160/60R15M/C 67H  車両重量221<219>kg

■容量 燃料タンク15L(無鉛プレミアムガソリン対応) エンジンオイル3.50L

■車体色 マットダークレディッシュグレーパール1,ブルーイッシュグレーカクテル2<マットブラック2>

■価格 164万4500円<145万2000円>

まとめ●モーサイ編集部  写真●ヤマハ発動機

CONTACT

■ヤマハ発動機
TEL:0120-090-819(カスタマーコミュニケーションセンター)

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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