目次
ピーシーアイ株式会社はRoyal Enfield Himalayan(ロイヤルエンフィールド・ヒマラヤ)に新色を追加し、2023年4月1日より発売した。
今回追加導入するニューカラーは、ヒマラヤがヒマラヤ山脈で生まれたモデル(BORN IN THE HIMALAYAS)であることを改めてアピールするもの。Glacier Blue(グレーシャー・ブルー)、Dune Drown(デューン・ブラウン)、Sleet Black(スリート・ブラック)の3色は、すべてヒマラヤ山脈の厳しく広大な大自然をイメージしてデザイン、ネーミングされている。
2022年夏にヒマラヤ山脈一帯で実施された走行ツアープログラム「モト・ヒマラヤ2022」で実際に参加者が使用した車両と同じカラーリング・仕様であり、多くのアドベンチャー志向のライダーを魅了するものとなっている。
また、このモデルからUSBポートがハンドル周りに追加され、日常使用からロングツーリングまで使い勝手が向上している。
各カラーの特徴
Glacier Blue
ヒマラヤ山脈を彩る、どこまでも真っ青で吸い込まれてしまいそうな天空と氷河から生まれたクリスタルのように透き通った湖。その美しい青さをイメージした。
Dune Brown
モト・ヒマラヤのスタート地点に当たる標高3,500メートルのレー(Leh)から約100km北上したヌブラ渓谷(Nubra Valley)一体に広がるハンダー砂丘(Hunder Sand Dunes)。デューン・ブラウンはその広大な景色をイメージ。
Sleet Black
夜になるとヒマラヤ山脈一帯を覆いつくす漆黒の天空とそこに輝く無数の星。ヒマラヤの自然で長い年月をかけて生まれた貴石の数々。スリート・ブラックはその世界をイメージ。
○販売データ
発表 2023年3月15日
発売 2023年4月1日
HIMALAYAN Mid (Glacier Blue) 884,400円
HIMALAYAN Premium (Dune Brown, Sleet Black) 894,300円
※参考:追加された上記3色以外のカラーリングとして、以下が継続販売されている
HIMALAYAN Base (Gravel Grey, Mirage Silver) 874,500円
HIMALAYAN Mid (Lake Blue, Rock Red) 884,400円
HIMALAYAN Premium (Granite Black, Pine Green) 894,300円
※正規販売店で販売されるロイヤルエンフィールド車の新車には3年間のメーカー保証が付帯される。
○ヒマラヤ 主要諸元
全長 2,190mm
全幅 840mm
全高 1,370mm
シート高 800mm
乗車定員 2人
排気量 411cc
重量 199kg
エンジン 空冷4ストローク単気筒OHC2バルブ
最大出力 17.9kW(24.3PS)/6,500rpm
最大トルク 32Nm(3.3kgf・m)@4,250rpm
トランスミッション 5速マニュアル
フューエルタンク 15L
ブレーキ Front=φ300mmディスク/ABS Rear=φ240mmディスク/ABS
タイヤ Front=90/90-21 Rear=120/90-17
「モト・ヒマラヤ」について
モト・ヒマラヤは、ロイヤルエンフィールド社が過去20年以上にわたりヒマラヤ周辺で開催している、20種類以上あるモーターサイクルを使用した走行ツアープログラムのひとつ。ロイヤルエンフィールド・ヒマラヤに乗り、自動車用の道路としては海抜5,000m以上を超える世界一標高の高い峠や、手付かずの自然を8日間で巡る総走行距離1,000kmのツアーである。2022年は8月から9月の間に3回実施、第1回目となる8月14日~22日実施分にはメディア関係者を含む13名が日本から参加。このツアーの模様はロイヤルエンフィールド東京ショールームのスペシャルサイトで詳細を案内している。2023年のプラグラムに関しては決定しだい案内を発表する予定。
レポート●NANA-KO 写真●ピーシーアイ