用品・グッズ

“赤”なら3倍速くなれる!SHOEI、いきま~す!!〜大阪モーターサイクルショー2025速報〜

■「第41回大阪モーターサイクルショー2025」SHOEIブースに並ぶガンダムコラボモデル

2024年は漫画『バリバリ伝説』とのコラボにより、大阪モーターサイクルショーで初披露した「X-Fifteen グン」と「Z-8 バリバリ伝説」を受注期間限定発売したSHOEIが、またやってくれた! 2025年はOVA版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に関連するグラフィックモデルが、なんと6タイプも登場。もちろん、こちらも受注期間限定で発進!

SHOEIの“ジェットストリームアタック”×2だ!

2025年3月21日(金)~23日(日)にインテックス大阪で開催されている「第41回大阪モーターサイクルショー2025」のSHOEIブースが、モビルスーツで彩られた。ピュアスポーツフルフェイスヘルメットの「Z-8」に、オリジナルビデオアニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とコラボレーションしたグラフィックを施した受注期間限定モデルが6種類展示され、2025年11月末までの受注期間限定で、第1弾が7月、第2弾が9月にリリースされることが発表された!

オリジナルビデオアニメ版の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、1979年にTV放送された『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインとアニメーションディレクターを務めた安彦良和氏が手掛けた、累計発行部数1000万部以上を誇るコミックス『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ化作品。

後にジオン公国軍のエースパイロットとなり「赤い彗星」と呼ばれるシャア・アズナブル、妹のセイラ・マス、スペースノイドの指導者だったが急逝した父ジオン・ダイクンの物語を軸に、サイド3の実権を掌握してジオン公国を統率するザビ家、一年戦争で活躍したジオン軍エースパイロットたちの若き日々、モビルスーツ開発秘話、地球連邦軍との軋轢、開戦への道程など、一年戦争以前の物語が全6話で描かれている。

「第41回大阪モーターサイクルショー2025」SHOEIブース

見せてもらおうか、SHOEIの新Z-8のグラフィックとやらを

オリジナルビデオアニメ版の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が公開されたのは2015~2018年。ライダー高齢化の波が著しい昨今、年齢的な嗜好の変化などにより観賞したことがないベテランライダーも多いかもしれないが、同作品は「ファーストガンダム」とも呼ばれる『機動戦士ガンダム』を原典としており、オジさん世代がよく知る姿のガンダムやザクが、ブラッシュアップされて登場。

そしてSHOEIによる今回のコラボヘルメットは、2025年7月発売の第1弾が「Z-8 RX-78-02 ガンダム」と「Z-8 MS-06C-6 ザク II」と「Z-8 MS-06S シャア専用ザク II」、9月発売の第2弾が「Z-8 MS-05 ザク I」と「Z-8 MS-06R-1A 高機動型ザク II(黒い三連星仕様)」と「Z-8 MS-04 ブグ(ランバ・ラル仕様)」なので(価格はいずれも8万8000円)、最新ガンダム事情に疎くニュータイプじゃない人の心にも、きっと刺さるのだ!

もちろん、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をよく知るファンにとっては、今回のコラボヘルメットは垂涎の的だ。しかもベースとなっているのは、軽快感と快適性と安全性をハイレベルに融合した「Z-8」。これさえ被っておけば、「君はやっぱり坊やだ、わかっちゃいない」なんて言わせないっ!

6種のZ-8が並ぶ。上段左から「Z-8 RX-78-02 ガンダム」「Z-8 MS-06S シャア専用ザク II」「Z-8 MS-06C-6 ザク II」。下段左から「Z-8 MS-05 ザク I」「Z-8 MS-04 ブグ(ランバ・ラル仕様)」「Z-8 MS-06R-1A 高機動型ザク II(黒い三連星仕様)」

ガンダム好きじゃなくても、愛車がこんなバイクなら……

今回登場したガンダムZ-8シリーズは、当然ながらまず『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のファン、そして往年の『機動戦士ガンダム』に熱狂した人に被ってもらいたいが、大阪モーターサイクルショーの会場をウロついていたら、これらのヘルメットにぴったりなモビルスーツ……もとい、バイクを見つけてしまったのだ。というわけでここに紹介しておく!

まず、「Z-8 RX-78-02 ガンダム」ならこちら。ホンダのCRF1100LアフリカツインアドベンチャースポーツESか、BMWのS1000RRで決まり!

ホンダ CRF1100LアフリカツインアドベンチャースポーツES
BMW S1000RR

「Z-8 MS-06C-6 ザク II」と、いわゆる旧ザクをモチーフとした「Z-8 MS-05 ザク I」は、カワサキにぴったり。中でも、日本では2025年4月に新発売となるZ900SEを推しておこう!

カワサキ Z900SE

ジェットストリームアタックを思わせる「Z-8 MS-06R-1A 高機動型ザク II(黒い三連星仕様)」と、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではブグと名づけられたプロトタイプザクをイメージした「Z-8 MS-04 ブグ(ランバ・ラル仕様)」は、ヤマハの新型トレーサー9 GT+ Y-AMTの青系と相性よさそう!

ヤマハ トレーサー9 GT+ Y-AMT

そして最後に「Z-8 MS-06S シャア専用ザク II」。これはもう、真っ赤で速けりゃ、どんなバイクでも合うこと間違いナシ! ちなみに写真は、 Astemo Pro Honda SI Racing から2025年もJSB1000クラスに継続参戦する野左根航汰選手のCBR1000RR-Rで、野佐根選手はSHOEIユーザーだ!

Astemo Pro Honda SI Racing 野左根航汰選手のCBR1000RR-R

レポート●田宮 徹  撮影●本誌・太田

■SHOEI『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』コラボヘルメットを動画で見る

CONTACT

株式会社SHOEI
https://www.shoei.com/

  1. 【STAR OVERALL DAX125】発売!約100年振りに復刻したオーバーオールから感じる「未来のヴィンテージ」

  2. 【限定モデル】最上級! 大型ツーリングバイク『Gold Wing Tour(ゴールドウイング ツアー)』が50周年記念の限定仕様でさらにゴージャスに!?

  3. Hondaの新たな電動スクーター『CUV e: 』が登場!走行性能と先進装備が充実!

  4. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  5. 今から『GB350 C』をベタ褒めするぞ?気になってる人はご覧ください!

  6. 『Rebel 1100シリーズ』が熟成されて魅力度アップ。『Rebel 1100 S Edition』がタイプ追加!

  7. 大きなバイクに疲れた元大型ライダーが「Honda E-Clutch」で体感したある異変とは?「バイクの概念が変わりました」

  8. 【バイク初心者】本格的なバイク整備はプロに任せる!でもこの『3つ』だけは自分でもチェックできるようになろう!【バイクライフ・ステップアップ講座/3つのセルフチェック 編】【Safety】

  9. 【比較】新型『GB350 C』と人気の『GB350』の違いは?ざっくり10万円強も価格差……ちょっと高いんじゃない?と感じる人へ!

  10. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  11. ベテランライダーが『CBR650R E-Clutch』に乗って感じた楽しさ

  12. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  13. CL250とCL500はどっちがいい? CL500で800km走ってわかったこと【ホンダの道は1日にしてならず/Honda CL500 試乗インプレ・レビュー 前編】

  14. 【王道】今の時代は『スーパーカブ 110』こそがシリーズのスタンダードにしてオールマイティー!

  15. 新車と中古車、買うならどっち? バイクを『新車で買うこと』の知られざるメリットとは?

  16. ビッグネイキッドCB1300SFを20代ライダーが初体験

  17. “スーパーカブ”シリーズって何機種あるの? 乗り味も違ったりするの!?

  18. 40代/50代からの大型バイク『デビュー&リターン』の最適解。 趣味にも『足るを知る』大人におすすめしたいのは……

  19. ダックス125が『原付二種バイクのメリット』の塊! いちばん安い2500円のプランで試してみて欲しいこと【次はどれ乗る?レンタルバイク相性診断/Dax125(2022)】

  20. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける

おすすめ記事

バイク女子「竹川由華」さんが【CIEL】の公式アンバサダーに就任!インカム、エアポンプなどを紹介してくれる クルマやバイク「冬はエンジンの調子がいい、パワーが出る」というウワサは本当? 【新刊情報】MCクラシック09号発売中!!

カテゴリー記事一覧

  1. GB350C ホンダ 足つき ライディングポジション