おかえりなさいメグロの故郷へ──目黒製作所の工場があった那須烏山市にメグロ80台が集結!「メグロキャノンボール烏山」

昭和12年(1937年)に発売されたメグロZ97型。エンジンは500ccの空冷4サイクルOHV単気筒
250ccの空冷4サイクルOHV単気筒を搭載した「ジュニア」シリーズの1台「ジュニアS2」(1954年登場)
1957年の第二回浅間火山レースに出場し、500ccセニア級を征した1台と言われているメグロRZ。オーナーは多くのメグロ以外にもクラシックバイクのコレクターとして知られる榎本功さん
来賓としても紹介された、那須烏山市内の「一乗院」前住職・磯 淳昭さんがかつて所有していたメグロZ5(500cc)。磯さんはここ烏山の地で長年6台のメグロを所有し、その歴史を語り継いてきた人でもある
メグロとして初の2気筒エンジンを搭載したセニアT1(650cc)。メグロの2気筒エンジンは後にカワサキのWシリーズの基礎となったK1が有名だが、エンジン構造も大幅に異なるT1は現存が極めて少なく特に貴重な存在だ
美しくレストアされたスタミナZ7(500cc)。スタミナZ7は現在でも愛好者が多く、その完成度の高さからも国産ビックシングルの金字塔と言えるだろう。その証拠に、「メグロキャノンボール烏山」当日は20台ものスタミナZ7が集まった
岡山県倉敷市から2台のスタミナZ7で自走参加した岩田さん親子。会場でも大きな驚きと歓迎を持って迎えられた
極少数のみが生産されたオプション色モデルのスタミナZ7。会場には若い見学者も多く訪れ、普段間近に見ることができないクラシックモーターサイクルの質感や造形美を肌で感じ取っていた
125ccクラスのメグロという珍しい車両、レジナE3。特徴はOHVエンジンが定番のメグロ製エンジンの中で、OHC機構を採用している事。しかしメグロユーザーには受け入れられず、残念ながら短命に終わった
カワサキ メグロ250SGで東京から自走で参加したこの女性は、YouTube「ぶーチャンネル」でメグロやラビットの動画を配信している旧車趣味界の有名人。
11月7日のイベント当日、朝8時の受け付け開始とともにメグロの来場が止まらず、かつて工場があった那須烏山の地に約80台のメグロが集結した
那須烏山市の川俣純子市長。後ろの水色の車両は、川俣市長の祖父が昭和4年に購入し、現在でも動態保存されているモトグッツィ スポーツ14(500cc)。この車両も烏山の歴史に刻まれている1台である
参加者達は、那須烏山市在住のメグロファンが選定した景色のいい約13kmのミニツーリングに出発。その先頭は急遽命名された「メグロ3人娘」がその晴れ舞台を務めた
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