【大満足!】ZZR(2号機)の手直しが終了! 90年代隠れ名車「カワサキZZR600」リフレッシュ計画【第17話 最終回】

■この2号機を手に入れた直後のカットです。カウルのスクリーンが黒で、キャリア、デビルの集合マフラー、オーリンズのリヤサスが付いていた。リヤサスはセッティングがユルユルで、ダンピングの調整はほとんどされていなかった。
■燃料計がほとんど動かないまま納車。自分で解決するからいいですと言ったものの、フロートの動きを感知する接触部の劣化がどうしようもなく、新品の燃料センサーに交換した。
■立ちゴケ、スロー転倒の傷を修復すべく、削り&パテ作業にふけった時期。友だちが様子を見にきてくれた際に、どういうわけか「ももクロ」の刀イルミを置いていってくれました。
■サイドカバーの取り付けネジの部分が劣化と割れで欠損。この塗色の外装は欠品していたし、中古品も見つからない。アルミ材で治具を作り、エポキシパテで欠損箇所を作って修理した。
■ZZR1号機を所有していたころにも分解はしていたが、それから10年以上が経過。それでも何度も分解していると、外装脱着はだいぶ慣れた。置き場の確保のために、床面積が必要なのが難点です。
■買ってからしばらくして、摩耗したタイヤをT31に交換したときのスナップ。足立区にあるモトフリーク東京の作業はたいへん丁寧だった。日常使用でT31は素直で良好だったし、サーキット走行も無理をしなければ楽しめる。今後は現行T32に交換するのが妥当かもしれない。
■換えてすぐのころのT31F(フロント)と、塗装し直す前の赤い純正色ホイール。ホイールの表面がこのころにはすでに荒れており、アップで撮るとあちこち剥がれていましたね。
■見落としがちな、フロントフェンダー裏のスタビ的なスチール部材アーチ。フロント周辺の分解整備の際に黒スプレーで簡単に補修しておきました。
■タンデムシート下のフレームで、荷掛けフックの取り付けネジの受け部分。摩耗でネジ山がダメになっていたので、ドリルで元穴を空け直し、リコイルで修理しました。6mmのリコイルセットは他にも使い道が多いので、あると便利です。
■燃料タンクとエアクリーナーボックスを外して、何回キャブを外したことか……? ダイヤフラムのカバーが色褪せていたので、デイトナの樹脂ブラックで補修。
■フロントフォークを手直しする前に試乗で「足周りが古いかなー」と、編集・上野氏の走り。今なら、きっとそんな印象は受けないと思われるのですが。
■スイングアームとリンクを分解してリヤの作動性を確認。汚れやシャフトの白サビがあったため、研磨とグリスアップを念入りに実施。
■燃料系のホース類、フィルター類は全部新品に交換。この段階でやっと燃料タンク自体のサビが酷かったことが発覚。旧フィルターをナイフで切り裂き、中のサビの詰まりに驚く。
■博美さん、明日香さん、何度も発送でご厄介になりました(馴れ馴れしい表現で失礼)。
■ノーマルマフラーに戻すに際して、オークションで見つけたステンレス仕様の純正エキパイには非常に助かりました。スチール製のエキパイはサビのひどい個体が多くて、再利用で研磨するには……? 溶接でお世話になった狩野溶接工業の狩野社長が一部だけピッカピカにして「あとはやって(笑)」と虎の穴状態にされ、必死に磨いたのも、良い思い出。
■「KHI K 474」の刻印。純正サイレンサーのE4型仕様。たぶん最終型ZZRのサイレンサーです。元々は93年ごろの型式なので、エキパイ接続部の凹ませ方が若干違っていて「だれかが凹ませたか?」と思われそうなのだけど、じつはセンタースタンド取り出し部の凹みが増えていたというわけ。
■燃費計測テストと、GoProの実験も兼ねて走った絵。これは開通したばかりの東名高速道路の横浜青葉JCTから首都高速横羽線までの港北区間ですね。
■テール&サイドカバーの破損の原因は、センタースタンド使用時にリヤシート下バーを掴んだ際、自分の手首付近が強めにカバーに当たるのも一因ではないか?と考えて、オフロード車の部材を狩野溶接工業で溶接していただいた。使い勝手は良好。
■空力と重心変化を抑えたくて、タンデムシート上にトップケースを付けられるようにサブキャリアを増設。この部分も狩野溶接のご厄介に。横風の影響が低減。
■圧&伸びのダンピングはすぐに良い感じで決まったのですが、プリロードの締め加減は一般道とサーキットでのスポーツ走行時の両方の程よいところに決まるまで時間がかかりました。
■昨今、プラザ店でバキュームゲージを使ったキャブ調整をしなくなったとのことで、古巣?(昔のグリーンショップ)のボスに頼み込んでキャブの同調調整。ダイヤフラム脇の小さな穴の通りまで確認してもらえたのは、さすがの一言でした。
■フロントフォーク各部を丁寧に洗浄。インナーチューブの研磨と素晴らしいオイルシールを組んでくれたテクニクスの稲葉さん。インナーチューブの表面処理まで実施したら、いっそう良くなったかも。同店のオーバーホールは、同世代のZZRやGPZにもお勧めです。
■楽しかった梨本塾Dクラスでの走行。ブレーキをかけたまま1コーナーに入ってフロントが沈んでいても前後サスはしっかり作動。先頭のGSX-R1000には離されてしまったけれど、2位争いの集団の先頭で粘っているところです。
■終盤で、やってみたかった数か所のブラックアウト化。ブレーキマスターは艶消しブラック、タンデムレールとタンデムステップ周辺は美しい7分艶ダイヤモンドコート仕上げになりました。西村コートグリズリーの塗装は、本当に丈夫で光沢が美しい。
■車検に向かうためZZRをハイエースに積んだところ、前輪下が丁度凹んでいて出し入れが不快でした。ちょうどいい板材があったので、下に敷いて固定。
■住居管轄の野田自動車検査登録事務所に、持ち込み車検。平日午後に申し込んだら空いていました。ストレートにパスできればラッキー。でも光軸で何かありそうな予感が……当たりました。
■「そんな事もあろうかと」と、ポケットに入れておいたスタビドライバーが本当に役立ちました。ライト下のカバーに付いたネジを4本外し、内側のダイヤルで光軸を少し上げたら車検合格。
■車検に合格したら、このシールをナンバープレートに貼って、すべて終了。コロナ渦もあって車検をしばし切らしていたのは、仕方ないですよね(率直な感想)。
■手直し終了! ここまでリフレッシュできたZZR600
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