まさに「原チャリ大戦争」!! 1980年代に巻き起こった百花繚乱の50ccスクーターヒストリー【1980-1984年編】

1976年発売のホンダ・ロードパル。
1976年に発売され、大ヒットを記録したホンダ・ロードパル。後に巻き起こるHY戦争やバイクブームのきっかけとなった、エポックメイキングモデルである。
ロードパルに対抗して1977年に発売されたヤマハ・パッソル。CMキャラに八千草薫さんを採用し、主婦層を中心に人気を博した。
パッソルの上級車種として設定され、1978年に発売されたヤマハ・パッソーラ。パッソルよりボディが大型化されたのみならず、出力向上や2速オートマチック採用など、随所に手が加えられている。
1980年発売のホンダ・タクト。
1980年発売のホンダ・タクト。立派なレッグシールドとステップフロアを備え、シートも分厚く「ソフトバイク」ではない、「ちゃんとした」スクーターだった。新車価格はキックが10万8000円、セル付きが11万8000円。
1981年発売のヤマハ・ベルーガ。男性向けの本格スクーターを目標に開発され、ホンダ・タクトの対抗馬として登場した。80ccモデルもラインアップされた。
1981年発売のスズキ・ジェンマ。車名は俳優のジュリアーノ・ジェンマに由来するもので、宣伝キャラクターにも抜擢された力の入れよう。誰もがベスパの国内対抗車とわかるスタイルだった。
1981年発売のヤマハ・サリアン。
1981年発売のヤマハ・サリアン。ベルーガの女性向けモデルとも呼べるモデルで、セルスターターが全グレード標準装備だった。
1982年発売のホンダ・リード50デラックス。
1982年発売のホンダ・リード50(写真はデラックス)。グレードはデラックスとスーパーデラックスが設定された。価格は13万9000円から14万9000円とスクーターとしては高価だった。
1982年発売のホンダ・スペイシー・カスタムタイプ。
1982年発売のホンダ・スペイシー・カスタムタイプ。静粛性や耐久性まで重視した4サイクルエンジンを採用し、3速ATを組み合わせて滑らかな走行性能を実現するとともに、各種メーターを充実させた大人のスクーターだった。
1982年発売のホンダ・タクト・フルマーク・カスタム。シャープなデザインと4psへ出力向上したエンジンを採用。ボトムリンクカバーを装備するフルマークもラインアップされた。
1983年発売のヤマハ・ジョグ。ホンダ・タクトを上まわる4.5psというハイパワーエンジンやフロントフェンダー一体型ボディを採用。ルックスも実力もスポーツモデルという位置付けだった。
1983年発売のヤマハ・アクティブ。大きめのボディと、5.5psエンジンを採用してホンダ・リードに対抗した。
1983年発売のスズキ・蘭。キャンディーズの伊藤蘭を宣伝キャラに起用したことで話題となった。後述の薔薇とともに、車名に漢字を用いた珍しい車両。
1983年発売のスズキ・薔薇。蘭と同様女性向けに開発され、車両重量41kgと50ccスクーターとして当時最軽量を実現していた。
1983年発売のスズキ・チャンス。蘭や薔薇よりも高級路線に向いていたモデルだった。
1983年発売のホンダ・ボーカル。4サイクルながら4psを発生するエンジンとVマチック変速を採用した軽量モデル。
1983年発売のホンダ・イブ。重量41kgで発売したスズキ・薔薇に対抗して34kgという軽量さを実現した。
1983年発売のホンダ・フラッシュ。47kgの軽量ボディと5psの2ストエンジンを採用。同車が発売されることで、ホンダのスクーターは全11車種をラインアップすることとなった。
1984年発売のホンダ・スペイシー。大型リヤキャリアの採用やボディデザイン変更が行われた。
1984年発売のホンダ・イブスマイル。前年にクラス最軽量を実現したイブよりもさらに軽い、重量33kgとした。
1984年発売のヤマハ・チャンプ。小型軽量ボディに5.2psを発生する7ポート・トルクインダクションエンジンを採用して、原付スクーターの常識を覆す加速性能を実現し、人気を集めた。
1984年発売のホンダ・タクト。一新したスタイルは全体にマイルド方向へ振られたが、レッグシールド内のにキー付きのインナボックスを採用するなど差別化が図られていた。
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