国産EV白バイ初公開セレモニー開催
東京都庁で12月19日、国産の電動白バイが初めて一般公開されるセレモニーが開催されました。この新型EV白バイは2026年1月2日、3日に行われる「第102回 東京箱根間往復大学駅伝競走」の1区(1月2日)と10区(1月3日)で、先導車として実際にコースを走る予定です。

会場では、東京都知事の小池百合子氏とバイク好きとして知られるタレントのつるの剛士さんが登壇。
これまで国内で先導用として使われてきたEVバイクは、海外製のスクータータイプが中心でした。しかし今回発表されたのは、またがって乗るモーターサイクルタイプのEV白バイで、国内では初めての事例です。

このセレモニーの様子やEV白バイについては、以下より動画でご覧いただけます。
モデルはホンダEV「WN7」ベース
公開された白バイ仕様の車両は、ホンダが開発した電動バイク「WN7」をベースにしたものと見られています。もともと欧州で発表されていたこの電動モデルのWN7は、静かな走行と高い走行性能が特徴で、街乗りにも適した規模感のEVとして注目されています。また公道用の量産モデルの一般販売も、2026年ないし、2027年に計画されている模様です。
なお、WN7の定格出力は18kW。日本の二輪免許制度では、EVの場合、モーターの定格出力が20kW以上になると大型自動二輪に区分されますが、WN7はその基準を下回るため、軽二輪登録となり普通自動二輪免許で運転が可能です。
ちなみに車名のWは風(Wind)、Nはネイキッド、7は出力クラスを示しており、最高出力50kW(68ps)で600㏄相当のICE(内燃機関)に相当し、最大トルクは100Nmでこちらは1000㏄に匹敵します。通常の白バイはガソリンエンジンモデルが主流ですが、今回のEVタイプはアイドリング不要&瞬発力に優れる特性が先導走行にもマッチすると期待されています。またこの白バイ仕様は4台が制作される計画です。





つるの剛士さんは実際にEV白バイにまたがり、その印象を次のように語りました。
「スマートで近未来的な見た目ですね。音がほとんどしないのに、スタイルもカッコいい。足付きが良くて扱いやすそうだと感じました。」

一方、小池都知事はこの取り組みを、東京都が推進する「ゼロエミッション東京」の象徴的なプロジェクトとして紹介。東京都は2035年までに、都内で販売される二輪車の非ガソリン化=EV化を100%にする目標を掲げており、このEV白バイはその一環として位置づけられています。「箱根駅伝という大舞台での走行をぜひ見てほしい」と意気込みを語りました。

なお、現時点ではこのEV白バイの本格導入計画については詳細が発表されていません。
文●ぴの子




































