充実の機能と良心的な価格のMio「MiVue MK50」
デイトナが日本国内での販売を手がける台湾の電子機器ブランドMio(ミオ)。そのドライブレコーダーMiVue(マイビュー)シリーズの最新作「MK50」はスマートモニターが搭載された製品だ。
スマホアプリを画面に表示し操作できるスマートモニターは、利便性はもちろん、酷暑や事故による衝撃からスマホを守る点からバイク用品の中で最注目と言えるアイテム。それがドラレコと一体式になることで、モニターでドラレコの操作ができるし、悩みがちな配線処理も別個で装着するよりもスッキリするという利点がある。つまり、ただモニターを付けただけではないのだ。
既存のMiVueの最上位機「M820WD」(4万8400円)と比較すると、タイムラプスやGPXトラック(移動した位置や速度情報などの記録)の機能はないが、電子式ブレ補正が追加され、映像素子を定評あるソニー製STARVIS 2とするなど、重要な点がアップデートされた。駐車監視機能や保存ファイル形式が衝撃に強いSuper MP4なのは同様だ。
M820WDと2万2000円という差は性能を考慮すると安いと思う。また、他社からより高額で機能が多い製品も出ているが、必要な機能と価格のバランスを考えると、個人的にはMK50を選ぶ。
Mio「MiVue MK50」製品概要
価格:7万400円
本体サイズ:W150.2×H87.5×D21.7mm
画面サイズ:5.5インチIPSタッチ液晶
カメラサイズ:ø30×46.1mm(前後とも)
リモコンサイズ:W50.1×H16.7×D21.5mm
重量:本体300g、前後カメラ各35g、リモコン18g
電源電圧:DC12V
動作温度:-10〜60度
消費電流:700mA(max1000mA)
解像度&フレームレート:1080p@58fps/1080p@29fps HDR
有効画素数:200万画素
F値:F1.8
視野角:斜角136°(水平115度、垂直61度)
ブレ補正時(EIS)斜角113度(水平100度、垂直54度)
ファイル形式:Super MP4(H.264)
記録メディア:microSD32~256GB
防水防塵機能:IP67(コネクター未接続時はIP65)
操作しやすいタッチパネルとリモコン
タッチパネルの肝と言える感度や動作は良好で、操作していてストレスを感じない。ハンドルグリップに装着するリモコンでは物理ボタンにより、静止画撮影やイベント録画、タッチパネルのロック、画面の切り替えが可能だ。画面ロックをすることで誤動作を防げる点もポイント。


好みの画面に切り替えられる
スマートフォンアプリ操作画面のほかに、さまざまな表示に切り替えが可能だ。ダッシュボードスタイルでは平均速度や走行距離、走行時間、タイヤの空気圧などの情報を表示する。また、録画映像をリアルタイムで確認でき、リヤカメラビューを表示すればバックモニターとして使うこともできる。


夜間でも精細な映像を記録できる
走行速度などにもよるが、標識や看板の文字も判別できるほか、数メートルの距離まで近づけばナンバープレートの文字も読める。黒つぶれや白飛びを防ぐHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)を採用しており、夜間でも明るく撮影でき、逆光にも強い。さらに従来モデルになかった電子式ブレ補正も採用している。任意のタイミングで記録するイベント録画を駆使することで、旅の記録にも活用できた。

文:田中伸吾(モーターサイクリスト編集部)


























