スマホをバイクで運用するにはマウントを介してハンドルバーに固定するのが一般的だが、不安なのが振動によるスマホの故障。ほかにも雨や暑さ、給電、脱着といった不安要素や煩雑さがつきまとう。
それらの諸問題がいっぺんに解決するのがこのスマートディスプレイで、無線か有線でスマホと接続することで、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するグーグルマップやヤフーカーナビといったナビアプリが使えるようになる。スマホで見るのと異なり、案内表示などが乗車中でもひと目で把握できる大きさになるのでとても快適。これを体感したら、もうスマホだけの運用はできなくなると言ってもいい。
バイクでの運用を前提としたものだけに、本体はIP67相当(完全防塵構造で15cm~1mの深さに30分つけても水が浸入しない)の防水性があり、振動や暑さによる故障や機能停止の恐れもなし。
電源はUSBタイプAかCから取り(2Aの出力が必要)、メインキーと連動させれば本体の電源をオンオフする手間も省けるし、USBが装着されていないバイクでも同梱のケーブルを使って車載バッテリーから電源を取ることができる。電池切れの心配も軽減できるのでいいことづくめ。ツーリングに欠かせないアイテムになること間違いなしだ。


キジマ スマートディスプレイ SD01
価格:3万5200円
本体サイズ:W150mm×H99mm×D21mm
本体重量:250g
ディスプレイ:5インチ液晶 TFTタッチパネル
解像度:800RGB(H)×480(V)
Bluetooth規格:5.0(2チャンネル)
Wi-Fi規格:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz 3チャンネル)
外部インターフェイス:MicroSD(最大64GB SDXC)
内蔵スピーカー:1.5W
本体ポート:USB タイプC(動作入力電圧:5V/2A)
電源ケーブル:12V/24V対応
防水防塵規格:IP67







文:高野栄一 写真:北村誠一郎
キジマ
TEL:03-3897-2167
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