関東

栃木に泊まれるピラミッドがあるって知ってた?【Gotoも対象】クロスカブで巡った「なんちゃって」世界一周旅行スポット6選

カブで世界一周旅行に行ってきました!!(実は栃木県那須塩原市で1泊2日)

「あの国もこの国も行きたい」とは言ってみても、お金も休みもなかなか足りないですよね……。しかし諦めるのはまだ早かった!! 最近SNSを覗いて「えっ、ここが本当に日本?!」と驚くスポットが全国にあると知りました。海外に出なくても、「世界旅行気分」を味わう方法は意外と身近にあるようです。

今回は特にそんなスポットが多く見つかった栃木県で1泊2日、どこまで「なんちゃって」な世界旅行を謳歌できるか挑戦してみることに。

今回の旅で辿ったルート。

今回の旅の相棒はホンダ・クロスカブ110。出発地点が東京都中央区だったので、まずはところどころ高速道路のような作りになっている国道4号を下って栃木を目指していきます。

「思い立ったら即行動」という人にとって、軽快なカブは最高の友達。「金も時間もないけど世界旅行がしたい」という欲望のままに飛び出したこの下道紀行、異国情緒を求めて国道4号を下る。ホンダ・クロスカブ110 価格●34万1000円〜

必死にアクセルを回しても、カブの巡航速度ではすぐに他の交通の波に飲まれてしまいます。初めは頑張ってついていこうとしたのですが、あるとき「もう、今日はカブのペースで行こう。」と達観する瞬間が訪れます。その途端、カブと一緒に日常の喧騒からふわっと離脱した気がしました。なるほど、この感覚もカブの魅力なのかもしれませんね。

モンゴルの移動式住居「ゲル」に泊まって気分は遊牧民「モンゴリアンビレッジ テンゲル」

「モンゴリアンビレッジ テンゲル」では夜になると「星空鑑賞タイム」があり、1時間ほど施設内の照明が落とされて夜空がより良く見える。

東京からはるばる4時間。いつのまにか4号を抜け、舗装林道を西に向います。薄暗い木立を抜けると、モンゴルの移動式住居「ゲル」に宿泊できる「モンゴリアンビレッジ テンゲル」に到着しました。

筆者は昔から草原に暮らす遊牧民の暮らしをテレビや本で見聞きするたび、謎の郷愁を感じてきました。親日家が多く、東日本大震災の際には一番に援助をしてくれたモンゴル。モンゴル人と日本人は同祖だとする説もあり、異国ながら日本と近い雰囲気をもっているのかもしれませんね。

今回はその文化が忠実に体験できると聞き、ここを宿泊場所に選んでみたのです。モンゴルの伝統衣装「デール」を着て写真を撮る事もできます(衣装貸し出しは別料金で500円〜)。

「ゲル」の中はこんな感じ。外観よりも広く感じる室内は暖色系でまとめられ、視覚的にも暖か。家具に描かれているのは伝統文様「ウルジーへー」。また、筆者が着用しているモンゴルの伝統衣装「デール」はフロントで貸し出しを受けることができる。

ちなみにこの宿泊施設は現在(2020年10月16日)、Gotoトラベルキャンペーンの対象施設になっており、お得な価格で予約することができますよ!!

宿泊する「ゲル」の前で撮影。このロケーションに置かれると、バイクが馬っぽく見えてくる。

長距離の走行で体は若干冷えていましたが、オレンジを基調に作られたゲルの中に入ると、体はもちろん視覚的にも温かかったです。ゲルの傍らに置いてみると、カブがまるで草原を走ってきた馬のようにも見えます。まさに「愛鉄馬」。「馬」に乗って自在に駆けるライダーと遊牧民は親和性が高いのかも、と思えてきます。

宿泊料金●大人1人1万1000円〜(GoToの適応などについての問い合わせは各施設まで)。年中無休。住所●栃木県那須郡那須町大字高久丙1577-9 電話●0287-76-6114

施設内にはモンゴルの文化や伝承について書かれたものを中心に珍しい本が揃えられ、滞在中は自由に読むことができる。

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