お役立ちノウハウ

新型はリターンの方にもお薦めです!  ゴールドウイング開発陣が語る新型の魅力

▲HONDA GOLDWING TOUR

 

堂々たるフラッグシップモデルにも関わらず、開発陣は「リターンライダーにもお薦め」と太鼓判を押す。2018年の春に国内で発売予定という新型ゴールドウイング、その開発意図とは─。

 

HONDA GOLDWING

 

徹底した軽量化と小型化を追求。"一級品"の乗りやすさを実現

 

新型ゴールドウイングを従来型と比較すると、進化した部分は多岐にわたっている。水平対向6気筒エンジン、アルミツインチューブフレームはいずれも形式こそ継承しているものの新設計で、エンジンは排気量もほぼ同一ながら(1ccアップ)前後長を29㎜短縮、重量は6.2㎏(MT仕様)も軽量化した。

 

1833㏄水平対向6気筒エンジンはボア×ストロークも変更されている

 

車体ではトランク形状を見直して全長を55㎜短縮しながらも、タンデムでの安定性向上をねらいホイールベースは5㎜延長。また、エンジンのコンパクト化に加えて新開発のダブルウィッシュボーンフロントサスペンションの採用により、運転者の乗車位置を前方へ移動することでマスの集中化を図った。

同時に運転者が車体重心に近づくことで優れた重量バランスとハンドリングも実現しているのだ。

 

垂直方向にストロークするダブルウィッシュボーンフロントサスペンションの採用で、前輪とエンジンの距離を短縮。マスの集中化を高めることで車体安定性と軽快なハンドリングを実現。

 

「トルクフィールや乗り心地の向上はもちろんありますが、エンジンの小型化もダブルウィッシュボーンサスペンションの採用も、車体をコンパクトにすることを優先したものです。乗っているときはもちろんですが、乗る前と下りたあとの取り回しを簡単にすることを意図しました。ロングツーリングを雄大に楽しんでいただけるのは当然ですが、毎日街乗りに使ったとしても気軽に走り出せるレベルにしたかったのです。ほかにも車体のコンパクト化を優先するため最高速度を落とし、小型のラジエターを採用しています。大切なのは最高速というカタログスペックではなく、常用域での扱いやすさと乗り心地ですから」(ゴールドウイング開発陣)

 

従来モデル比で車重はおよそ40㎏も軽量化され、400㎏を大きく下回る378㎏に。しかし、それだけにとどまらずDCT仕様では「ウォーキングモード」という微速前後進機能を装備。ホンダの独自機構であるDCTを使った補助装置で、二人乗りしたままで車両を安全確実に取り回すことができる。

前下がりの場所へ駐車してもまったく不安はなく、車両にまたがったままバックできる(6速MT仕様も後退モードは備える)。

 

左ハンドルスイッチには多数のスイッチが並ぶが、直感的に操作できるようレイアウトされる

 

軽量化とコンパクト化、そしてウォーキングモード。加えて4種のライディングモードが用意され、ABS、トラコン、7速DCT、電動調整式サスペンションが連動する。さらに坂道発進を容易にするヒルスタートアシスト。これらの技術が安全性と快適性、そして乗りやすさと扱いやすさを実現している。

「お客様と話していると、本当はこういうのに乗りたいんだけど体力的に無理だから小さなバイクを買った、という体験談を聞くことがあります。新型ゴールドウイングの開発意図は、そういう方にこそ選んでいただき、フラッグシップを体験してもらうことにもあるのです」(ゴールドウイング開発陣)

体格や経験、技量に合ったバイクを選ぶことは大切だし、バイク選びの原則でもある。しかし客観的に見れば、バイクは「転ぶ危険性」という、クルマでは問われない構造的欠点を抱えている。それをどう解消していくかも技術の進歩であり、だからこそ、フラッグシップたるゴールドウイングに与えられたのが「乗りやすさという高性能」なのである。

 

完全刷新! スリム化された車体

新型のアルミツインチューブフレームは、必要な剛性に応じ各部の肉厚を微調整することで、スイングアーム込みで従来型より約2㎏の軽量化を達成している。

 

前後セパレートタイプのシートは長距離走行でも快適さを保ち、フレームや燃料タンクを絞り込むことで745㎜というシート高の数値以上に良好な足着き性を実現している。

 

 


■Specifications [  ]内はツアー、(  )内はツアーDCT

【エンジン・性能】種類:水冷4ストローク水平対向6気筒OHC4バルブ ボア・ストローク:73.0×73.0㎜ 総排気量:1833㎤ 圧縮比:10.5 最高出力:93kW<126.4ps>/5500rpm 最大トルク:170Nm<17.3㎏m>/4500rpm 燃料タンク容量:21.1ℓ 変速機:6段リターン[6段リターン](7段DCT) 【寸法・重量】 全長:2475[2575](2575) 全幅:925[925](905) 全高:1340[1430](1430) ホイールベース:1695 シート高:745(各㎜) 車両重量:336[379](383)㎏ タイヤサイズ:Ⓕ130/70R18 Ⓡ200/55R16

 

  1. ツーリング好きの私が年甲斐もなく『峠の走り』に夢中になってしまったバイクの話【Hondaの道は1日にしてならず/GB350 S インプレ・レビュー 前編】

  2. バイク歴18年のライダーはGB350 Cで初のMT車デビュー「これにしかない良さがあります」

  3. CRF1100L Africa Twin(アフリカツイン)が予想外のニューカラー!?新型モデルからは『MT』と『<S>』が無くなり『DCT』のみに!

  4. GB350はモトクロスの女王、川井麻央選手も絶賛「GBがいいヤツすぎて仲良くなりました」

  5. Honda純正オイル「Pro Honda」の上位グレード「SPORTS」と「PREMIUM SPORTS」はどこまで違う? Honda二輪車のエンジン開発にも使用されるハイグレードオイルは〇〇〇が全く別物です!

  6. 【新車】125ccスクーター『LEAD 125(リード125)』がニューカラー2色追加で新発売! シート下スペース約37Lでスマートキー&USBソケットも標準装備!

  7. 10年、20年後も色褪せない「控えめに言って最高」GB350 Cを全力で絶賛する理由

  8. GB350を手に入れて1年半。休日はバイク漬け。女性ライダーの語る愛車の魅力。「行動範囲を広げてくれる素晴らしい相棒」

  9. 先陣を切るのは『Dio110 Lite』から! 原付免許で乗れるHondaの『新しい区分の原付バイク』

  10. 新型『CB1000F/CB1000F SE』国内発表!Hondaを代表するプロダクトブランド「CB」のフラッグシップモデルが登場!

  11. 原付免許で運転できる『新基準原付』4車種の価格と発売日が決定!『スーパーカブ110 Lite』『クロスカブ110 Lite』『Dio110 Lite』『スーパーカブ110プロ Lite』が新登場!

  12. 大排気量ツアラー一筋だったベテランライダーがXL750 TRANSALPに乗って感じた自由と楽しさとは?

  13. のんびりツーリング最強の大型バイク『CL500』がアップグレード!新色にも注目です!

  14. 【嘘だろ】2025モデル『GB350 C』が突き抜けカラーに!? これまで以上に「新車で買えるバイク」だと思えなくなって新登場です!

  15. 通勤・通学、二人乗りもOKの遊べる125cc『ダックス125』は初心者の人も安心!

  16. レブル500ってどんなバイク? 燃費や足つき性、装備などを解説します!

  17. 50歳からライダーデビュー。エネルギッシュな女性ライダーが考える悔いのない人生

  18. 新型『NX400』ってバイク初心者向けなの? 生産終了した『400X』と比較して何が違う?

  19. 定年後のバイクライフをクロスカブ110で楽しむベテランライダー

  20. “HAWK 11(ホーク 11)と『芦ノ湖スカイライン』を駆け抜ける